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カテゴリー: トピックス

被災地ボランティアレポート(石巻市内の状態)

2011.05.06

ボランティア活動報告の前に石巻市内の状態について少しお伝えします。

・海辺付近の場所は瓦礫の山。
・海の潮のにおいと、魚の生臭さがあった。
・つぶれた車は放置状態。
・道は整備されているが砂が多く、砂ぼこりがひどい。
・地盤沈下しており、満潮になると冠水する場所もある。
・自衛隊の車が多く、米軍の基地もあった。
・津波が来なかった場所はそれほど損傷はしていなかった。
・石巻市ではこの災害で石巻市100年分のゴミがでたらしい。
・信号機が消えたままなこともあり、運転が危ないこともあった。
・自衛隊、ボランティアの車が多いためか渋滞がひどい。

左上:吉野町付近 右上:石巻漁港付近

左上:道路冠水 右上:ゴミ集積場

どんな力が働いたらこんな状態になるのかと思うくらい、家も車も見たことのない形になってました。
もし、この災害に耐える建築を造ろうとしたら全ての家をシェルター並の強度にしなければならないような気がします。

(T.K)

UIA2011 TOKYO is on track

2011.04.14

今年9月に建築家の世界大会が東京で開催予定です。3月の震災、原発事故によって海外からの参加者の動向が気になるところです。それにもまして国内の東日本全域の参加者が危ぶまれる事態になっています。
4月10日、芦原会長の事務所で予備会議をすることになりました。全国から15名の役員有志が集まり、いざ会議。
東北支援、震災対策が先、大会は中止。に始まりネガティブ意見が多数出たが、芦原会長は「ON TRACK」であると。つまり粛々と進行中だということだ。

ワインブレイクをはさんでワークショップへと相成りましたが進行役の会長は馴れたもの。まとまらない意見を紙に書かせて問題ごとに整理してみることにした。それぞれの言い分が文字となって一応の吐出しが出来た。開催を前提に問題を出す。大義は何か。この際、プログラムを洗い直して「災害」をテーマに変えてしまう。・・・・・・アイデアは尽きない。
でもこの議論もっと前からやっても良いくらいの中身ではないのか。

CO2-25%削減の地球温暖化対策は足もとの原発事故により、節電を余儀なくされた。東京の公共交通機関の駅はどこも薄暗い。ショーウインドウに照明はない。エスカレーターは軒並み通行不可。年寄りには都会は入りにくくなってしまった。TVニュースに出てくるが、被災者の避難場所として公共施設のあり方はもう一度考えなければならなくなったと感じる。公共建築はあくまで最後の砦として避難場所まで考えた施設であるべきだと。

会議場の芦原事務所は都会のど真ん中、眼下に桜の木が一本満開でありました。
何とかこの災害が収束していってほしいと願うばかりです。    (T.T)

リーフレット出来上がる

2011.03.31

新しく作成したリーフレットがついに届きました!

印刷を依頼してからの1週間はイメージ通りに印刷されるか心配でしたが、予想外の不備もなく、満足のいく仕上がりになっていてホッとしました。

←内面
今回のリーフレットは当社の設計方針である環境に対する取り組みと、その代表となる建物の写真を載せています。
デザインも環境というテーマで作成しました。

リーフレットを作成し始めた頃は私が構成を考えていたのですが、なかなか良い案がでてこなくて、何度もやり直しをしていました。でも結局、まとめることが出来なくて担当を当社のチーフに変わってもらい、忙しいスケジュールの合間に作成してもらいました。デザインの構成力やデータ作成ソフトのスキルなど、自分の力不足を痛感しました・・・。   (T.K)

←外面

このリーフレットをご覧になった方に、当社がどのような設計事務所なのかを少しでも伝えられたらと思っています。

当社の玄関横のカウンターに置いておきますので、お気軽に手にとってくださるとうれしいです。

安藤忠雄 「地方に明日はあるか」

2011.03.24

 21日の祭日、建築家安藤忠雄氏が金沢に来た。建築家協会主催による講演会に出演のためだ。
開場時間、13:30には会場がほぼ埋まっていた。行くのが遅かった。会場ロビーでは本のサイン会が行なわれ長だの列だ。800人先着となっていたが、そんなにくるかしら・・・?
の予想を裏切る盛況ぶりだ。コンクリート打ち放しの名手、安藤の話がそんなに聞きたいものか。
どちらかというと反安藤、反打ち放しの私は、今環境の時代、如何なのか質問したい思いで望んだ。
結果、話は面白かった。関西人らしいウィットに富んだ話術に引き込まれていく。
日本経済新聞に今月連載されている「私の履歴書」を毎日読んでいるが、気持ちの良いくらいはっきりした意見の持ち主だ。またそのことで応援者も増えてくる。神戸の震災時は安藤氏の地元でもあるのだが、事務所を1ヶ月休んで被災地を歩いたと聞く。今回の東北震災の話題にも話はいったが「我々日本人は今こそ国をあげて被災地の人々を支えるべくしてこの災難に立ち向かわねばならない。」と語った。

毎日ニュースに流れる被災地の状況を見るにつけ、また原発のあまりの変わり果てた惨状に危機感が増すばかりである。私もこの先どうなってゆくのか、果たして首都東京は、日本はどうなってしまうのか、心配せずにはいられない一人である。同じ建築を作るスーパースターの話を聞き勇気をいただいた。「地域のため、日本のためがんばろう。」
(T.T)

リーフレット更新

2011.03.22

当社のリーフレット(会社パンフレット)がまもなく新しくなります。

デザインを大きく変えて、細部の調整も終え、あとは印刷する段階まできました。

← こちらは今まで使っていたリーフレットの内面です。いろんな場面で活躍してくれました。もう増版されることがないため最後にここで披露させていただきます。

← こちらは外面です。このデザインは引き継がれて、空いているスペースに受賞暦と経営理念をレイアウトしました。(二つ折りにして使用するため、ここでは風景の写真が逆さまになっています。)

リーフレットのデザインは当社で作成したのですが、印刷は印刷会社に依頼をします。

印刷が出来次第ブログにアップしたいと思いますので、ご興味のある方は是非ご覧になってください。
(T.K)

私の履歴書

2011.03.10

当社は毎朝30分ほど朝礼を行っているのですが、このときに本読みをする時間があります。

今、読んでいるものは日経新聞に載っている安藤忠雄さんの「私の履歴書」です。

今月から始まり、一ヶ月間連載されるものなのですが、これがとてもよい内容なのです。

「履歴書」というお題なので、安藤さんの生まれたころから小学校、中学校、20代前半と話は進んでゆきます。

けんかが好きだったことや無茶な遊びばかりをしていたこと、ボクシングで一人タイに行って試合をしてきたことなど、なかなか怖いもの知らずで血の気が多い方だなぁ思うことが書いてあったり、
学生のころは一人建築見学旅に出たり、コルビジェの本を見て図面を何度もトレースしていたこと、経済的問題と学力の点から大学には行けず、独学で大学4年間分の教科書を1年間で勉強したことなどなど、驚くほどの行動をされていました。

安藤さんの圧倒されるほどの気力と努力と建築に対する姿勢に尊敬します。

(T.K)

まさかの積雪

2011.03.03

昨日、ブログに「雪が積もらなくて一安心」と書いてしまいましたが、夜 窓のブラインドを開けて外を見ると積もってました。。。
暗くなってからシンシンと降ってたようです。
完全に油断してました。
積もっていないと思っていたので、いざ帰ろうとした時、車の雪下ろし作業があって段取りが狂ってしまいました。

そして今朝、積雪を測って見ると、10cmでした。

8時30分ごろの外気温は0℃、事務所内の室温は13.7℃でした。
この室温はまだストーブが点いていない状態の温度です。

昨日の温められた空気が今朝になっても冷めていないのです。
これも外断熱工法の効果の一つです。
夏は逆に昨日の冷房が効いています。

外断熱は環境が厳しくなるほど存在感が強くなる代物だと感じました。

当社の暖房設備vv

2011.03.02

今日は昼間に雪が降りました。
積もりはしなかったので一安心です。
春の訪れを感じられる陽気になってきたのに雪が降るなんて・・・
これを「なごり雪」と呼んでも良いのでしょうか。

当社の仕事場は3部屋あり、水廻り・書庫を含めると約95㎡あるのですが、暖房機器はFF式灯油暖房機 1台のみなのです。

ストーブの設定温度は22℃にしているので、ストーブがある部屋の室温は22℃となっているのですが、その他2部屋の室温も22℃になっています。

外断熱工法と二重サッシ、ペアガラスの効果で3部屋とも温度差がなく、ストーブ1台でも暖かい環境になっているんです。

もうすぐ春になりますが、もしも当社に来社されることがありましたら、是非この環境を意識してご体験になってください。

春の兆し

2011.02.24

ずっとドンヨリしていた天気が一転し、一週間ほど前から晴れの日が続いてました。
そして2、3日前から玄関前に置いてある花が次々と咲き出しました。

一週間前は黄色と紫色それぞれ1、2輪しか咲いていなかったので驚きの変化です。
毎朝水をあげるのが楽しくなりました。

みんな日差しの射す方を向いて咲いています。。。
バランスよく咲いてもらえるように、これから鉢の置く位置と向きを調整していきます。

世界の奥山氏来る

2011.02.08

先週のはじめ、といっても1月末のどか雪の日、奥山氏の講演会がありました。(写真左)
タイトルは「デザイン×伝統工芸」、100人限定ということで事前に申し込んであったのですが、会場の21美は半分くらいの入り。  エーッ!! 

当の奥山氏の到着が危ぶまれるくらいの大雪になりましたが、無事飛行機が飛び、予定どおり講演は始まりました。
フェラーリのチーフデザイナーをしていたことで有名ですが、今は山形をベースに日本中を駆け回っているとのこと。車にとどまらず家具から新幹線のデザインまで多方面でプロダクトデザインをされている。「ものづくりからことづくりへ」という事を述べられていたのが印象深かった。

つまりものだけにとどまらず、人々の暮らしぶりや街にも関わっていくということらしい。
あっという間の90分でしたが、講演会の案内が行き届いてなく、聴衆が少なかったのが残念でした。講演内容は「デザイン」というより、どちらかというと「リーダーの目指すべき道は」の方が合っているような気がしました。

昨日の日本経済新聞に奥山氏のインタビュー記事が掲載されていました。
「会社にはもらう以上の貢献を」
今の日本の若者に聞かせたい一言。(T.T)

たこ焼きパーティー

2011.01.05

新年初日の出勤日、今日は事務所でたこ焼きパーティーを行いました!

たこ焼き器2台を使い、1台はベーシックにタコを入れたもの、もう1台はチーズを入れたり、煎餅(アラレ)を入れたりと少し冒険しながら作ってみました。

作るたびにコツをつかむことができ、1回目より2回目、2回目より3回目が上手に作れました。チーズは溶けだすと、とても良い香りが漂ってきました。煎餅は焼いているうちにふやけて、食感がお餅のようになりました。タコは歯ごたえや風味が生地とマッチしていて、さすが”たこ焼き”という名前が付いただけあるなぁと思いました。

このようなイベントがあったおかげで、今日は和やかな1日だったように思えます。

補助金活用セミナーの御案内

2011.01.04

JIA(日本建築家協会)環境行動ラボ主催のセミナーが石川県の後援の元、開催されます。
環境建築で有名な野沢正光さんが基調講演、その後野沢さんを含めてパネルディスカッションが行なわれます。福祉施設や住宅のエコ化をするにあたって補助金をいかに活用できるか?
これからの大きな課題だと思います。
参加してみたい方は下記までご連絡を。

㈱ 髙屋設計環境デザインルーム
  FAX 076-263-8789  

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