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月別: 2010年3月

地場産材でエコ住宅を

2010.03.28

地球温暖化対策である地産地消の家づくりをしませんか。
ということで3月26日の金曜日に森林組合でセミナーが開かれました。

最近の木造住宅は安い外国産の木材によって作られています。
その結果、日本の森林は荒廃の一途をたどっていると言えます。
森林組合も危機感を抱いているのですが、打つ手の無い状況です。
われわれ建築に携わる立場の者が、根本から考えていかないと、日本の森林、
いや、国土そのものが荒廃していくことになるでしょう。

今回、国土交通省の補助によって森林組合さんと共同出版したのがこの本です。
80ページほどの冊子になっていますが、全ページカラー刷り、
写真と絵が多く見やすい内容になっています。
大工さんや試験場の役人さん、構造や意匠の建築士など何人かの専門家によって作られました。
私の担当したのはエコの部分ですが、地場の木を使って、日本の伝統技術、
いわゆる大工さんの技を生かした技法と北陸の気候に合ったエコ住宅が可能であると書きました。
本屋さんでは売ってないので希望者は申し込んでください。

住宅見学会

2010.03.02

寒い日こそ絶好の見学日和

2月の最終土曜27日は昨日から降った雨こそ上がりましたがあいにくの冬日。
今回の建築家カタログの住宅見学ツアーは羽咋方面へ足を伸ばしました。
21名の一般参加者があり関係者を含め小型バスは定員一杯。
当社が2年前に設計を担当した住宅、先日エコリビング優秀賞を戴いた家の見学も入っています。

2階建50坪の家ですが30人近くの人がいっぺんに入ることはなかったと思います。
着いた時刻は3時ごろ、外気温度は7度くらいと肌寒く、風も強いので一層寒く感じる陽気でした。
家の中に入ると奥さんが、「今ちょうど2階の窓を開けてしまって空気の入れ替えをしたばかりですみません。」と謝ってくださいました。
ストーブは今日は午後からつけていませんとのことで、19.5℃有りました。
見学の皆さん、異口同音に暖かいと言って頂き、ほっと一安心。
家のオーナーも満足そうでした。

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