地場産材でエコ住宅を
2010.03.28
地球温暖化対策である地産地消の家づくりをしませんか。
ということで3月26日の金曜日に森林組合でセミナーが開かれました。
最近の木造住宅は安い外国産の木材によって作られています。
その結果、日本の森林は荒廃の一途をたどっていると言えます。
森林組合も危機感を抱いているのですが、打つ手の無い状況です。
われわれ建築に携わる立場の者が、根本から考えていかないと、日本の森林、
いや、国土そのものが荒廃していくことになるでしょう。
今回、国土交通省の補助によって森林組合さんと共同出版したのがこの本です。
80ページほどの冊子になっていますが、全ページカラー刷り、
写真と絵が多く見やすい内容になっています。
大工さんや試験場の役人さん、構造や意匠の建築士など何人かの専門家によって作られました。
私の担当したのはエコの部分ですが、地場の木を使って、日本の伝統技術、
いわゆる大工さんの技を生かした技法と北陸の気候に合ったエコ住宅が可能であると書きました。
本屋さんでは売ってないので希望者は申し込んでください。