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カテゴリー: 住宅

旧室木歯科口腔外科医院の解体

2023.03.01

2月9日に旧室木歯科口腔外科医院(以下、旧医院)の解体工事が行われました。

この旧医院は、平成17年12月8日に開院しました。
持ち山の木を切り、「室木家・第三の蔵」というコンセプトでデザインされ、
自然素材を生かし、中島町の美しい自然や街並みにとけ込み、施主様・地元の方に愛された建物でした。

室木歯科口腔外科医院
平成17年12月8日開院 旧医院竣工

この度、医院近くの熊木川改修工事に伴い、残念ながら移転を余儀なれ、
惜しまれつつも解体されることとなりました。

令和5年2月9日 旧医院解体

解体した旧医院は築17年という短い時間ではありましたが、
最後は改修して、新住居が完成するまでの仮住まいにも活用され、
存分に生かされたのではないでしょうか。
本当に解体するのが惜しい建物でした(泣)

ちなみに旧医院から300mほど先に新医院が令和3年3月8日竣工しています。

令和3年3月8日 新医院竣工

あれ?旧医院・・・?
そうなんです。
施主様が旧医院をとても気に入ってくれまして、ほぼ同じ建物を建設しました。

現在、新医院の隣に主屋を建設中です。令和5年8月10日完成予定です。
完成が待ち遠しいです(^^)

主屋 建設中

室木邸見学会 工業新聞掲載

2022.10.12

過日、石川県中小企業家同友会 奥能登振興研究会 にて
仲代達矢さんの「いのちぼうにふろう物語」観劇と能登中島にある
登録文化財 室木家の構造見学会を合わせたイベントを行いました。

研究会の会長は当社の髙屋が務めており、建物の歴史や特徴、
構造などを紹介しました。

雨にもかかわらず、8名の参加者があり、熱心に見学されました。
 
劇の方は主演の仲代さんの熱演が素晴らしくまた、地元の方がエキストラ出演
しているのが好感が持てました。

能登の文化に触れることで、まだまだ地域の良さが判る機会となりました。
工業新聞に掲載されましたのでアップします。

2022年10月11日 工業新聞 掲載記事

マンションストック長寿命化等モデル事業 計画支援型 採択!(マンション管理新聞掲載)

2022.09.12

この度、苗場にあるタワーマンションの大規模修繕プロジェクトから
お声かけいただき、弊社が申請していた
「国土交通省のマンションストック長寿命化等モデル事業」の計画支援型は、
外断熱化とコンクリート躯体の寿命延長が先導的と評価いただき、
採択されました。

この計画支援型では、マンションの長寿命化等に向けた事業を実現するための
必要な調査・検討経費等に要する費用についての補助が認められます。
本番は次回の工事支援型になります。

これから本格的に大規模改修に向けたプロジェクトの幕開けです。(C.O)

マンション管理新聞 第1面
マンション管理新聞 第5面

室木邸移築上棟式に参加(北國新聞、工業新聞掲載)

2022.08.09

昨日8月8日に能登中島、登録文化財の室木家の移築上棟式が行われました。
このときの記事が8月9日付の北陸工業新聞と北國新聞に掲載されました。

工匠の威勢、空高く 北陸工業新聞 
2022年8月9日 003面

室木家住宅 来夏完成心待ち 
北國新聞 2022年8月9日 22面

神主さんのお祓いの後、大工棟梁らによる「上棟の儀」が執り行われました。

博士杭打ちの儀、検知の儀、三器奉奠の儀、曳綱の儀、槌打ちの儀、棟梁の掛け声と供に大工さんの相槌。

なかなかお目にかかれないような儀式でした。

博士杭打ちの儀
検知の儀

曳綱の儀

槌打ちの儀

最後は皆さんと記念撮影で締めとなりました。

完成までの工事の無事安全を祈念します。

室木家親族と建設関係の皆さんとの集合写真

花見川住宅(外断熱改修) 2期工事途中経過

2022.06.30

千葉県の花見川住宅外断熱改修工事は、順調に進んでいます。

昨年 1 期工事は14棟。現在、2期工事は11棟の工事を進めています。

写真は、既存の外壁に断熱材を貼り終えた状態です。
この断熱材の表面に下地を塗って、色のついた塗料を左官仕上げしています。

断熱材 貼付け後の外壁
断熱材の塗装 左官仕上げ確認 ①
断熱材の塗装 左官仕上げ確認 ②

これから暑い日が続きますが、お住いの方に、部屋の快適性の変化を
感じていただけるのではないかと思います。


そんな暑い中、作業をしている現場の方には感謝しかありません。(C.O)

室木邸移築工事 途中経過-4

2022.06.01

室木邸主屋の大屋根が解体されました。
晴れの日が続き、順調に作業が進んでいます。

現在は、屋根を支えていた柱が残されています。

R4年5月27日 撮影
去年 撮影

R4年4月 撮影

解体された大屋根の部材が、再び移築先で組み上げられるのが
楽しみです。(C.O)

室木邸 移築工事途中経過-3

2022.04.25

主屋リビング棟の瓦葺が終わりました。
この平屋建て建築の大きさは普通なら家1軒ぐらいの規模です。

主屋 施工中

そして、主屋の増築に続き、『1の蔵』の移築工事が始まりました。
『1の蔵』は主寝室や水回り、『2の蔵』はお道具などの収蔵予定です。
順次、移築していきます。

『1の蔵』 移築中
4月9日撮影
写真手前の建物の奥に蔵の屋根の母屋組が見えてきています。

『1の蔵』 移築中
4月14日撮影
白いシートが掛けられているのが
母屋組が進んだばかりの蔵の屋根です。
『1の蔵』 移築中
左に見える黒い瓦屋根の建物が主屋リビング棟で、
屋根に白いシートが掛かっている2階建ての骨組み状態の建物が『1の蔵』です。
『主屋』 解体中、まだまだ時間がかかりそうです。

室木邸 移築工事途中経過

2022.02.02

主屋の移築工事が順調に進んでいます。

写真ではわかりにくいですが、屋根の瓦も下ろし終え
現在は、着々と内部の解体が進められています。

主屋 正面側
主屋 蔵側

主屋 内部
主屋 内部2

1階の天井部分が取り払われ、建物上部まであらわになると
改めてこの主屋の大きさに圧倒されます。

今後の経過も楽しみで、どんどんアップしていきたいと思います。(C.O)

室木邸 『蔵』解体完了

2021.11.17

移築工事には2棟の蔵があり、蔵本体と基礎部分の石積みを解体しています。

蔵が建っていた場所
滝ヶ原石(たきがはらいし)

既存蔵の基礎部分

新たな移築場所では、順次コンクリート基礎の上に石積みを始めています。

現在では貴重な滝ヶ原石(たきがはらいし)を次代に残すことで
石積みの技術も伝承されることと思います。(T.T)

移築先での復元作業現場

外断熱工事による外壁カラーリング       (花見川住宅)

2021.10.19

千葉市花見川住宅にて、外壁外断熱化を含めた大規模修繕工事をしています。

工事前には外壁カラーリング計画について住民アンケートを行い、
日本の伝統5色(茶、緑、紫、黄、青)を使って妻面と階段室を
塗装することになりました。

日本の伝統五色 案

工事は着々と進行中です。
完了した棟の写真を、所長が撮影してきました。

管理組合の理事長さんからお褒めの言葉をいただきましたが、
新装になった外観は住民からも好評だったようです。

提案した色彩が並んだ住宅風景
7-2号棟
7-3号棟

7-4号棟
7-5号棟

今後の仕上がりも楽しみです。(C.O)

室木邸移築工事 途中経過

2021.10.05

塀の解体から始まった室木邸の移築工事が着々と進んでいます。
現場には、主屋 や 蔵 などの工事経過を定点写真で撮影してもらっています。

 定点写真を撮影することで、そこにあった建物がどんどん解体され、
変化していく様がよくわかります。

 ここには、貴重な文化財移築工事資料の一つとして、しっかり記録を残したい
という当社所長の想いがあります。

主屋 ①

蔵 ①

主屋 ②

蔵 ②

主屋 ③

蔵 ③

主屋 ④
蔵 ④

 現在の解体地から、今後は移築地での様子も撮影される予定ですが、
これからの変化もとても楽しみです。(C.O)

門、塀の解体から(室木邸)

2021.09.01

国の登録有形文化財 室木家の移築工事が着々と進められています。
主屋を取り囲んでいた門と塀が、職人さんの手によって丁寧に解体されています。

塀、門の解体完了

現在は主屋外部には足場がかけられ、
室内では使用木材に番付け作業がなされています。

番付の札
梁や柱すべてに番付け
蔵の柱に番付け

建物内部の番付を開始して
蔵の土台部分には『滝ヶ原石(たきがはらいし)』という
大変希少で重厚な石が使われていたことが分かったそうです。

文化財の解体自体、滅多にない機会だと思いますが、
貴重な部材がさらに見られるかも知れませんね!(C.O)

蔵の土台部分 『滝ヶ原石』
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