やっとプロポーザルに勝ちました。
2009.11.11
金沢市が応募した市内、新戸板小学校の設計者選定に当社が選ばれました。
プロポーザル方式といってスケッチや配置計画などによってコンセプトを中心に考え方を示す方法です。
今回の提案は手狭になった校舎を区画整理地に新しく計画するものです。
当社の設計コンセプトは
「新しい街にダイナミックに開かれ、学校全体に活気ある活動が生まれる学校」です。
高機能な校舎と環境配慮型エコスクールを目指しています。
具体的には今までの学校と比較して50%のCO2削減を謳っています。
本日の北國新聞朝刊の記事です。
当社のような小規模事務所がプロポーザルに参加出来るようになったのはごく最近です。
大手事務所と同じテーブルで競えるチャンスは今まで少なかったのですが、今回のようなプロポで当社が選ばれたことは、経歴や大手事務所による入札方式ではなく内容重視になってきたといえます。
「入札からプロポへ」を提唱してきたJIAの運動がやっと実を結んだひとつの事例といえるのではないか。
これから若い有能な建築家がどんどん出て、プロポーザルに参加し、本当の意味でいいストック、建築が出来るきっかけになればと思います。