環境建築への取り組み environment02

環境負荷の低減・自然共生を考慮した建築

環境負荷の低減・自然共生を考慮した建築

当社では環境負荷の低減や自然との矯正を考慮した施設の提案を行っております。上記は自然エネルギーを活用した建築の模型図です。

■自然エネルギーの活用

  1. 床下ピットを利用したクール&ヒートトレンチ熱交換換気システムにより、換気による熱損失を低減。
  2. 前庭に面したガラス面と建物中心のライトコートにより、自然光を積極的に導入
  3. 吹抜け空間を利用したドラフト換気による自然光換気システム。
  4. 雨水を地下ピットに蓄え、植栽の灌水や中水利用(災害時利用)。
  5. 自然及び再生可能エネルギーの活用と導入を検討します。
    ・地中熱利用ヒートポンプの床暖房の導入
    ・太陽光・風力エネルギー利用の導入

[1] 外断熱建築

建物の外断熱化は以下のようなメリットがあります。

快適性
冬暖かく、夏涼しい住環境
健康性
温度差によるヒートショック防止
ダニ、カビの発生を抑える
経済性
冷暖房費などランニングコスト削減
建物の長寿命化と清潔さ
コンクリート(躯体)の保護
内外部結露がなくなる

外断熱建築

[2] 24時間換気システム

外断熱工法は内断熱に比べ気密性が高くなります。そのため十分に換気を行い居室の空気を常に新鮮な空気にする必要があります。当社では、24 時間換気システムを採用し清潔な空気環境で結露のない建物を目指しています。

24時間換気システム

[3] 空調機器選定

通常の設備設計の場合空調効果を高めるためにオーバースペックになりがちです。当社では機器選定を建物の断熱性能を考慮し機器の見直しサイズダウンを図っています。

空調機器選定

[4] クール・ヒートトレンチ

クール・ヒートトレンチとは外気に比べて夏涼しく、冬あたたかい地中熱を利用して行う空調のことです。外気を地上の取り入れ口から取り込み、床下のトレンチという細長い濠(ほり)を通し、地中熱との温度差を利用し夏は涼しく、冬は暖かい空気を居室に供給するシステムです。

外断熱建築

[5] 実測調査

当社で設計した建物はその効果を実証するためにデーターロガー(温湿度計)を建物内に置かせて頂き1年間の室温・湿度のデータ採取を行っています。
下のグラフは、金融店舗において省エネ設計を行った結果、同等規模の他店舗と比較し 57%のエネルギー削減となったことを表しています。

実測調査

実測調査

[6] BELS申請への取組

BELSとは建物の省エネ性能を星の数で表す建物版「ミシュラン」のようなランク制度です。当社では、2016年からこの制度に取組み、2023年5月現在、25件の申請業務を行っております。 申請件数は全国3位となっておりこれからも省エネ性能の高い建物を目指してゆきます。

最新の「BELS設計者全国ランキング」は下記サイトをご覧ください。

 BELS – 非住宅事例一覧

BELS申請への取組

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