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投稿者: kuwashima_mulberry

これぞエコ

2010.06.17

梅雨に入っての晴天日
昨年、省エネ改修した金融機関を3件訪ねました。

最初の店舗は海に近い店舗です。
次長さんが笑顔で迎えてくれ、26℃設定でちょうど26℃になっていました。
ドライ運転でも十分ということで細かな温度調整をされていらっしゃいました。

次のお店舗は少し市内より、ここも次長さんが迎えてくださいました。
すこし涼しいかなという気がしましたが、24℃設定になっており、
男性行員さんは皆、上着を着用でした。
支店長さんが着ているので・・・・・ということでした。

ついでに近くの別の金融機関に行ってみました。
少し温度設定が高いのかな、と感じたので次長さんに具合はどうですかと尋ねたところ、
今日はまだエアコン入れてないよ。  えっ・・・・・

そういえば窓のカーテンがたなびいています。
エアコン入れなくてもこれくらいなら問題ないですよ。

これぞ究極のエコ
ちなみに店内温度は27.5度

この店舗だけ外断熱改修してました。

石川県エコ住宅アドバイザー

2010.06.11

エコ住宅アドバイザー認定証交付式が6月10日に行われました。エコ住宅の建設及び省エネ改修に係る設計及び工事の意識を有するとして、14人の方がエコ住宅アドバイザーに認定されました。

当社からは2人認定されました。
(認定番号 5号 高部、6号 髙屋)

屋上の断熱防水

2010.06.08

屋上の防水更新
アスファルト防水が当たり前の時代から、今は近隣対策としてシート防水が普及していることを聞いたことがあります。アスファルト防水の場合、どうしてもアスファルトを高温で焼付け溶着しながら作業しなければなりません。住宅地などの場合はその時発生するにおいが近隣に迷惑を及ぼすことがあり、最近はシート防水が多いようです。

このビルでは屋上のアスファルト防水の寿命が迫っていたことと、空調機器の更新時期が重なって同じ時期に工事をすることになりました。

それではということでシート防水の断熱仕様、断熱材厚さ60㎜にて施工しているところです。

こちらは完成です。
この夏シーズンに威力を発揮してくれます。

省エネ改修始まりました

2010.05.31

久々の断熱改修です。
昨年の補助申請に採択された省エネ改修の工事が始まりました。
冷暖房に影響の少ないすごしやすい気候の時が改修工事の最適期間です。
ですから一時に集中しました。6棟進行しています。

そのうちの1棟がこのビルです。
外壁の傷みと屋上の防水寿命が到来したことによる断熱改修、
もうひとつが空調機の更新による機械の入れ替え、この二つが同時にないと補助の対象にはなりません。
逆にいえば時期的にはこの二つは大体、同じころ修繕のサイクルが来るということなのでしょう。

写真はビーズ発泡材厚さ50㎜の断熱材を貼り付ける作業をしているところです。
棒状のセメントの山ができるコテを巧みに使っています。
どうして左官屋さんが断熱工事をしているのかお分かりでしょう。

ここの他は空調機の入れ替えとペアガラスの入れ替えが主なので工事の進行はこの建物を主体にお伝えしていきます。

ロハスな休日

2010.05.05

都会から少し郊外の山の中に終の住処を作った知人がいる。
20年以上会っていなかった友人だったが先日TVにその暮らしぶりが紹介された。
GWを海外や遠くへ出かける人も多い中、彼ら夫婦はロハスな暮らしを謳歌している。

知人の彼は都会のマンションからここ埼玉県、都幾川の山中に毎週末通っている。
ここに来ることが最大の至福の時間だと言っている。
緑多く自然の中そのものだ。
冬の暖房に備えて、蒔き割が今の仕事だが、決して苦労ではなく、楽しみのひとつだそうだ。
着いた早々、ビールでもてなしてくれ、ゆったりとした時間がなんとも言えなかった。
ロハスな休日をありがとう。

LOHAS Lifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字。
「健康を重視し持続可能な社会を志向する生活スタイル」ということ。

能登鹿島駅 (通称)能登さくら駅

2010.04.19

桜のトンネル駅

金沢から一週間遅れで能登の桜は満開でした。
穏やかな春らしい天気となり桜の駅は人だかり,七尾湾に面した絶好の景観。
残念なのは駅舎が桜と同じピンク色だったことぐらい。
今週で花も見納め、きっと散り始めもいいのでしょう。

オフィスの改修が出来ました。

2010.04.12

オフィス改修工事が完成しました。

外観です。既存をそのまま生かし、お化粧直しをしました。

内観は改修前が想像出来ないほどガラリと変わりました。
下は化粧室のシーンです。濃いブルーと白い壁が、暖色のライトに照らされて落ち着きのある空間になりました。

営業室です。改修前とはうって変わって、とても爽やかな空間になりました。
外からの光と合い間って気持よく仕事が出来そうですね。

御柱祭

2010.04.11

信州諏訪の御柱祭

先週末、奇祭と呼ばれる諏訪大社の御柱祭を見た。
7年目ごとの寅と申の年に行なわれ、諏訪地方21万人もの人がみな参加するらしい。
切り出したご神木を道中曳くわけだが太い縄を大人から子供まで、子供を抱いた母親までが綱を持って参加していた。確かに老若男女それぞれの年代のひとがなんらか、かかわっているように見える。

神事は強い。

道中の端に大きなジャンプ台のようながけがあり、そこで一気に引き落とすのが最大の見せ場である。男衆はご神木の両サイドにV字型のツノの上にのぼり、また大木の先端にまたがるものもいる。
はしごのぼりまで登場し、最後に口上を読み上げる。ここまで射台の上で一時間。
待っている人は観覧席を含め1万人はいるだろう。二日間で計8本落とすらしい。
赤旗が白旗に変わる。落とせの合図だ。会場がどよめく。一気に綱が引かれ人を乗せた大木ががけを滑り落ちる。なんともすごい迫力だ。

地域起こしが叫ばれて久しいが、この人たちは千年以上もの長きにわたって祭を通して、地域の結束を繋いでいる。そして先祖からの精神を受け継いでいく。     すばらしいと感じた。

オフィスの改修です。

2010.04.01

3月から工事をしている、きんしん保険サービスさんのオフィスの改修内容をお届けします。
工期は一ヶ月くらいですが、新築を建てるよりもスパンも短く、ローコストで出来ます。鉄筋コンクリートの構造体を活かした改修としているので、ゴミも少なくて済みます。

解体している最中の写真です。
こんなにボロボロだったとは知りませんでした・・・
実際に見てびっくりしました。

改修中の写真です。見違えるほどに綺麗になりました。

改修前の和室です。

もともとのサッシの内側に新しくサッシを設けました。厚さ30mmです。
二重窓なので寒さを感じませんでした。

改修中の和室です。
畳も敷かれて感じの良い部屋になりました。

来週には工事が完全に完成します。出来上がりが楽しみですね。

地場産材でエコ住宅を

2010.03.28

地球温暖化対策である地産地消の家づくりをしませんか。
ということで3月26日の金曜日に森林組合でセミナーが開かれました。

最近の木造住宅は安い外国産の木材によって作られています。
その結果、日本の森林は荒廃の一途をたどっていると言えます。
森林組合も危機感を抱いているのですが、打つ手の無い状況です。
われわれ建築に携わる立場の者が、根本から考えていかないと、日本の森林、
いや、国土そのものが荒廃していくことになるでしょう。

今回、国土交通省の補助によって森林組合さんと共同出版したのがこの本です。
80ページほどの冊子になっていますが、全ページカラー刷り、
写真と絵が多く見やすい内容になっています。
大工さんや試験場の役人さん、構造や意匠の建築士など何人かの専門家によって作られました。
私の担当したのはエコの部分ですが、地場の木を使って、日本の伝統技術、
いわゆる大工さんの技を生かした技法と北陸の気候に合ったエコ住宅が可能であると書きました。
本屋さんでは売ってないので希望者は申し込んでください。

住宅見学会

2010.03.02

寒い日こそ絶好の見学日和

2月の最終土曜27日は昨日から降った雨こそ上がりましたがあいにくの冬日。
今回の建築家カタログの住宅見学ツアーは羽咋方面へ足を伸ばしました。
21名の一般参加者があり関係者を含め小型バスは定員一杯。
当社が2年前に設計を担当した住宅、先日エコリビング優秀賞を戴いた家の見学も入っています。

2階建50坪の家ですが30人近くの人がいっぺんに入ることはなかったと思います。
着いた時刻は3時ごろ、外気温度は7度くらいと肌寒く、風も強いので一層寒く感じる陽気でした。
家の中に入ると奥さんが、「今ちょうど2階の窓を開けてしまって空気の入れ替えをしたばかりですみません。」と謝ってくださいました。
ストーブは今日は午後からつけていませんとのことで、19.5℃有りました。
見学の皆さん、異口同音に暖かいと言って頂き、ほっと一安心。
家のオーナーも満足そうでした。

いしかわエコリビング賞

2010.02.02

本日2月2日、県庁19階の展望ロビーにて授賞式が有りました。
県の環境部が省エネを広く広める一環として今年度の目玉の事業です。
学校や公民館などに贈るエコギフト賞、優れた住宅性能に贈るエコリビング賞、
車の利用に配慮したエコドライブ賞と盛りだくさんの表彰が行われました。

この家の性能
在来木造2階建、約50坪
外張り断熱工法
サッシ:H-5等級、第3種換気
冬:FF式灯油暖房機 2台
夏:エアコン5KW 、2.5KW各1台

Q値: 2.38W/㎡・K
C値: 1.0

床面積当りエネルギー消費量: 636MJ/㎡
床面積当りCO2排出量    : 34.7kg/㎡・年

果たしてこの数字が良いのかどうなのか?

C値(すき間を表す数値)は基準値が5.0以下ですが今回は1.0ということで
北海道基準値2.0以下になっています。

「家を断熱化し性能を高めることをお願いしたのですが、かえって自然と向き合うことが快適に出来るので
喜んでいます。エネルギー代は、以前住んでいた2DKのアパートより少ないことにも驚いています。」
とは、オーナーの言葉ですが、実にありがたいです。

つまり、断熱化をすれば真夏と真冬の温度条件の厳しいときだけ窓を閉めて、気密化ができる。
外断熱のおかげで建物の内部環境が外の影響を受けにくくなり、外との温度差に対して過敏に
冷暖房する期間がこれまでの住宅よりも少なく短い。
かえって窓を開け放す期間が長くなり、結果として、外の自然の風や光と接することが
出来るということなのです。・・・・・・・・・やっぱ、難しいかな。
是非、外断熱を体感してみてください。


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