室木邸 移築工事途中経過
2022.02.02
主屋の移築工事が順調に進んでいます。
写真ではわかりにくいですが、屋根の瓦も下ろし終え
現在は、着々と内部の解体が進められています。
1階の天井部分が取り払われ、建物上部まであらわになると
改めてこの主屋の大きさに圧倒されます。
今後の経過も楽しみで、どんどんアップしていきたいと思います。(C.O)
2022.02.02
主屋の移築工事が順調に進んでいます。
写真ではわかりにくいですが、屋根の瓦も下ろし終え
現在は、着々と内部の解体が進められています。
1階の天井部分が取り払われ、建物上部まであらわになると
改めてこの主屋の大きさに圧倒されます。
今後の経過も楽しみで、どんどんアップしていきたいと思います。(C.O)
2021.12.21
先月11月27日(土)に開催された外断熱見学会の記事が
12月3日付の工業新聞に掲載されました。
お陰様で管理組合やデベロッパーなど各所から、合計44名もの申し込みを
いただき、当日は2グループに分けて見学会を実施しました。
まず、外断熱改修や補助金活用について説明があり、その後現場見学でした。
見学会後のアンケートでは、
補助金を活用した大規模修繕ができることに驚きと感心を持たれた方が
非常に多く、中には今年修繕工事を完了され残念に思われている方も
いらっしゃいました。
アンケートの結果からも、補助金活用や外断熱改修をを知らない人が
まだまだ多いことを痛感させられました。
当社の取組を、これからもどんどん発信していきたいと思います。(C.O)
2021.11.25
現在、千葉市の花見川住宅にて大規模修繕工事をしております。
この度、11月27日(土)に現場見学会を開催することになりました。
11月24日(水)付の北陸工業新聞に記事も掲載されました。
この大規模修繕工事では、国の補助金を活用し
外断熱化と修繕工事を同時に行います。
概要として、築53年の高経年共同住宅、
1,530世帯40棟の規模があり、かなり大型な工事となります。
工事完了まで、3年間の期間を要する予定です。
高経年マンションのストック活用と住民の高齢化が顕在化しており
その解決策として一石を投じることが出来れば幸いです。
今回の見学会では、施工が完了した建物のほか、
普段は見ることができない外断熱工事中の貴重な現場も見ることができます。
お陰様でたくさんの参加希望者があり、
外断熱化によって建物の長寿命化に関心があることを実感しています。(T.T)
2021.11.19
昨年から工事にかかり、今春完成しました
アール・ビー・コントロールズ本社増築棟、久しぶりの鉄骨新築物件です。
デザイン展に応募したところ、17日に事務局から入賞の案内を頂きました。
タイトル『環境性能とデザイン』
「 石川県建築設計監理協会 会長賞 」です。
当社が設計・監理した、アール・ビー・コントロールズ本社は
『ZEB Ready』の認証を取得しています。
外壁の外断熱化や高性能サッシ、高効率空調、太陽光パネルの採用など、
省エネと創エネを兼ね備えた建物が注目されるきっかけになればと思います。
作品は、11月18日(木)~21日(日)まで
しいのき迎賓館 に展示されています。
ご都合つく方は、ぜひ足を運んでみてください。(C.O)
2021.11.17
移築工事には2棟の蔵があり、蔵本体と基礎部分の石積みを解体しています。
新たな移築場所では、順次コンクリート基礎の上に石積みを始めています。
現在では貴重な滝ヶ原石(たきがはらいし)を次代に残すことで
石積みの技術も伝承されることと思います。(T.T)
2021.10.05
塀の解体から始まった室木邸の移築工事が着々と進んでいます。
現場には、主屋 や 蔵 などの工事経過を定点写真で撮影してもらっています。
定点写真を撮影することで、そこにあった建物がどんどん解体され、
変化していく様がよくわかります。
ここには、貴重な文化財移築工事資料の一つとして、しっかり記録を残したい
という当社所長の想いがあります。
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現在の解体地から、今後は移築地での様子も撮影される予定ですが、
これからの変化もとても楽しみです。(C.O)
2021.09.13
当社代表の髙屋が建設工業新聞社より取材を受け、
本日その記事が掲載されました。
当社が環境デザインに取り組み、
外断熱改修に注力するきっかけとなったエピソードや
建築意匠はもちろん環境性能をしっかり満たすデザインの重要性、
また、今ある建物を活かした省エネ改修や大規模修繕工事の取組事例
などについて掲載されています。
現在の環境問題や、これからの建築はどうあるべきかについても
とても考えさせられる内容です。ぜひご一読下さい。(C.O)
2021.09.01
国の登録有形文化財 室木家の移築工事が着々と進められています。
主屋を取り囲んでいた門と塀が、職人さんの手によって丁寧に解体されています。
現在は主屋外部には足場がかけられ、
室内では使用木材に番付け作業がなされています。
建物内部の番付を開始して
蔵の土台部分には『滝ヶ原石(たきがはらいし)』という
大変希少で重厚な石が使われていたことが分かったそうです。
文化財の解体自体、滅多にない機会だと思いますが、
貴重な部材がさらに見られるかも知れませんね!(C.O)
2021.08.19
大規模修繕工事をしている工事看板を設置しました。
看板は武蔵ヶ辻交差点側に設置されていて、尾張町や彦三町方面を
往来する車からもよく見えます。
施工会社の清水建設さんと当社はそれぞれSDGsのマークを入れたかったのですが、共同にすることにより金沢市景観政策課の認可をとることができました。
たくさんの人の目に触れることで、当社がどんな仕事をしているか興味を持ち、
ホームページにアクセスしてもらえたら嬉しいです。
(C.O)
2021.07.09
グランドパレス武蔵ヶ辻の大規模修繕工事で使用する
工事用看板を、清水建設と共同で作成しました。
この看板は、大きさは金沢市景観政策課により規定があり、
10㎡以内となっています。
よって、 幅 3.6m、縦2.76m になりました。
ビルの大きさからすると、本当に小さな看板ですが、
武蔵ヶ辻の交差点、まさに目抜き通りに設置されます。
看板は、設計者と施工者それぞれ別に作れました。
2つ作るよりも1つにした方が、コストの節約にもなりますが、
SDGsのマークも兼用することができ、このようなデザインにしました。
看板一つにしても、限りある資源を大切にすることは、
2つの企業が簡単に取り組めることの一つです。(C.O)
2021.07.01
いよいよ 登録有形文化財 室木家の移築工事が始まりました!
まずは、塀の周りに足場を組んで、瓦屋根を下す作業をしています。
塀と門の解体作業を終えてから、主屋の解体作業に入ります。
解体した主屋や塀の部材は、再利用できるものを移転で
再度使用する予定です。
今回の移転は、主屋の裏にある熊木川の拡張工事のためのものです。
貴重な部材ばかりとのことで、職人の方々は大変な作業だと思いますが、
その壮大なプロジェクトに関わらせてもらっていることに感謝し、
少しでも一助になれるよう、取り組んでいきます。(C.O)
2021.06.18
計画を進めてきた室木邸の移築工事がいよいよスタートすることになり、
6月16日、工事の安全祈願を兼ねた起工式が執り行われました。
室木夫妻をはじめ親戚の方、工事関係者、ご近所の方など20名余りの方々に参加いただき天候にも恵まれ、滞りなく終える事が出来ました。
室木邸は現当主 室木俊美氏の曾祖父能邇郎が10年間にわたり材木を買い集め大正元年(1912年)に完成させたと聞いています。そんな室木様とのお付き合いは2005年頃からになります。その年に主屋と門塀を国登録有形文化財申請し登録されました。本来、主屋水回りの改修予定で関わるはずだったのが、当主の開業する歯科医院改築が先行することになり2005年の暮れに医院が完成、その後、能登震災を経て主屋の水回りを中心とした生活部分を改修しました。
17年後の昨年、新たな相談を受けることになりました。
主屋裏の熊木川が最近、氾濫が多く川の堤防拡幅工事が計画され、それに伴って室木家、診療所全てが立ち退きせざるを得なくなったとの事。
昨年から主屋の調査に入り、新たな土地に歯科医院と主屋の配置を検討。まず医院の建設、仮住いの手当て、そして本日、主屋の解体着工まで漕ぎつく事が出来ました。これから完成まで工事の無事安全を願うばかりです。(T.T)