木製窓がつきました!
2009.04.07
こんにちは、ぽっかぽかで、桜が素敵な季節になりましたね。
金沢工大の無暖房実験棟ですが、本日、待ちに待った木製窓の取付です!
木製窓は、富山県のキマドさんのもので、大変高い断熱性能を有しています。
通常出回っている断熱サッシでは、熱貫流率:2.3W/㎡・K程度でもかなり良い仕様なのですが、今回のこの窓はなんと1.0W/㎡・Kと、すばらしい仕様になっています。熱貫流率とは熱の伝わりやすさを表す数値で、これが小さければ小さいほど、熱が伝わりにくいことになります。
ちなみにガラスはトリプルガラス(Low-E仕様、クリプトンガス入)になっています。
内部はグラスウールを充填している最中です。
壁の断熱仕様は、ネオマフォーム60mm+高性能グラスウール16K 120mm+ネオマフォーム60mmと、壁についても断熱仕様は、通常の断熱建築の3倍程度になっています。
断熱材の外側に遮熱シートを貼っています。
このように、壁、屋根、窓など様々な工夫がこの建物には施されています。出来上がりが楽しみです。