ブログblog

宮城県石巻市へ

2011.04.28

この度の東北地方太平洋沖地震により被災された、すべての地域の皆様ならびに関係の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

4月3日から3週間、ボランティアをするために一人で宮城県石巻市へ行ってきました。

そこで体験してきた出来事を少しずつですが、ブログにアップしていきます。

目的地に近づくたびに自衛隊の車がどんどん多くなっていき、緊張感が高くなっていきました。

テレビで見ていた壊滅的な風景をイメージしていたので気を引き締めて高速のインターを降りたのですが、意外と被害は少なく、そのときは少し安心しました。

ところが、海の方向に近づくにつれて急激に被害がひどくなり、一人では恐怖でそこにいたくないくらいダメージを受けた街がありました。
テレビで見るのとは違い、地震と津波の被害の大きさを肌で実感し、特に津波の力の強さに驚きました。

(T.K)

UIA2011 TOKYO is on track

2011.04.14

今年9月に建築家の世界大会が東京で開催予定です。3月の震災、原発事故によって海外からの参加者の動向が気になるところです。それにもまして国内の東日本全域の参加者が危ぶまれる事態になっています。
4月10日、芦原会長の事務所で予備会議をすることになりました。全国から15名の役員有志が集まり、いざ会議。
東北支援、震災対策が先、大会は中止。に始まりネガティブ意見が多数出たが、芦原会長は「ON TRACK」であると。つまり粛々と進行中だということだ。

ワインブレイクをはさんでワークショップへと相成りましたが進行役の会長は馴れたもの。まとまらない意見を紙に書かせて問題ごとに整理してみることにした。それぞれの言い分が文字となって一応の吐出しが出来た。開催を前提に問題を出す。大義は何か。この際、プログラムを洗い直して「災害」をテーマに変えてしまう。・・・・・・アイデアは尽きない。
でもこの議論もっと前からやっても良いくらいの中身ではないのか。

CO2-25%削減の地球温暖化対策は足もとの原発事故により、節電を余儀なくされた。東京の公共交通機関の駅はどこも薄暗い。ショーウインドウに照明はない。エスカレーターは軒並み通行不可。年寄りには都会は入りにくくなってしまった。TVニュースに出てくるが、被災者の避難場所として公共施設のあり方はもう一度考えなければならなくなったと感じる。公共建築はあくまで最後の砦として避難場所まで考えた施設であるべきだと。

会議場の芦原事務所は都会のど真ん中、眼下に桜の木が一本満開でありました。
何とかこの災害が収束していってほしいと願うばかりです。    (T.T)

リーフレット出来上がる

2011.03.31

新しく作成したリーフレットがついに届きました!

印刷を依頼してからの1週間はイメージ通りに印刷されるか心配でしたが、予想外の不備もなく、満足のいく仕上がりになっていてホッとしました。

←内面
今回のリーフレットは当社の設計方針である環境に対する取り組みと、その代表となる建物の写真を載せています。
デザインも環境というテーマで作成しました。

リーフレットを作成し始めた頃は私が構成を考えていたのですが、なかなか良い案がでてこなくて、何度もやり直しをしていました。でも結局、まとめることが出来なくて担当を当社のチーフに変わってもらい、忙しいスケジュールの合間に作成してもらいました。デザインの構成力やデータ作成ソフトのスキルなど、自分の力不足を痛感しました・・・。   (T.K)

←外面

このリーフレットをご覧になった方に、当社がどのような設計事務所なのかを少しでも伝えられたらと思っています。

当社の玄関横のカウンターに置いておきますので、お気軽に手にとってくださるとうれしいです。

安藤忠雄 「地方に明日はあるか」

2011.03.24

 21日の祭日、建築家安藤忠雄氏が金沢に来た。建築家協会主催による講演会に出演のためだ。
開場時間、13:30には会場がほぼ埋まっていた。行くのが遅かった。会場ロビーでは本のサイン会が行なわれ長だの列だ。800人先着となっていたが、そんなにくるかしら・・・?
の予想を裏切る盛況ぶりだ。コンクリート打ち放しの名手、安藤の話がそんなに聞きたいものか。
どちらかというと反安藤、反打ち放しの私は、今環境の時代、如何なのか質問したい思いで望んだ。
結果、話は面白かった。関西人らしいウィットに富んだ話術に引き込まれていく。
日本経済新聞に今月連載されている「私の履歴書」を毎日読んでいるが、気持ちの良いくらいはっきりした意見の持ち主だ。またそのことで応援者も増えてくる。神戸の震災時は安藤氏の地元でもあるのだが、事務所を1ヶ月休んで被災地を歩いたと聞く。今回の東北震災の話題にも話はいったが「我々日本人は今こそ国をあげて被災地の人々を支えるべくしてこの災難に立ち向かわねばならない。」と語った。

毎日ニュースに流れる被災地の状況を見るにつけ、また原発のあまりの変わり果てた惨状に危機感が増すばかりである。私もこの先どうなってゆくのか、果たして首都東京は、日本はどうなってしまうのか、心配せずにはいられない一人である。同じ建築を作るスーパースターの話を聞き勇気をいただいた。「地域のため、日本のためがんばろう。」
(T.T)

リーフレット更新

2011.03.22

当社のリーフレット(会社パンフレット)がまもなく新しくなります。

デザインを大きく変えて、細部の調整も終え、あとは印刷する段階まできました。

← こちらは今まで使っていたリーフレットの内面です。いろんな場面で活躍してくれました。もう増版されることがないため最後にここで披露させていただきます。

← こちらは外面です。このデザインは引き継がれて、空いているスペースに受賞暦と経営理念をレイアウトしました。(二つ折りにして使用するため、ここでは風景の写真が逆さまになっています。)

リーフレットのデザインは当社で作成したのですが、印刷は印刷会社に依頼をします。

印刷が出来次第ブログにアップしたいと思いますので、ご興味のある方は是非ご覧になってください。
(T.K)

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