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フランスの温暖化対策

2009.04.18

環境グルネル第一法
 フランスでは気候変動から廃棄物、自然保護まで環境の対策を網羅する「環境グルネル第一法」が成立した。老朽化したビルや住宅などでの暖房によるCO2排出が多いことから、新法では建造物の断熱改修に集中投資する枠組みを導入。新築の建物には厳しいエネルギー効率を義務付ける。(日本経済新聞 21.04.16)

ヨーロッパはエネルギーがもともと少ない、EUで取り決めた全体目標に対して、各国がもっと踏み込んだ数値目標を掲げています。今回のフランスの施策はその中でも効果的な方法ではないだろうか。
断熱改修により建築物の外壁に留まらず、屋根や外回りのリニューアル、内部の模様替えにまで及ぶかもしれない。経済効果は2倍以上有ると思われる。2兆円ばら撒いてその何割しか効果のない施策とは雲泥の差だ。なぜ環境のキーワードによるこのようなアイデアが出ないのかふしぎのくに日本だ。

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