トピックスtopics

晩秋の四国

2010.12.04

UIAの委員会は晩秋の四国、高知で開催されました

四国のJIA会員、細木さんの設計「オーベルジュ土佐山」は山あいの景勝地、素晴らしいロケーションを取り入れたリゾート感覚、癒しの温泉施設です。
これでは荒れた意見も出ないでしょうね。

あくる日は四国支部の計らいで隈研吾氏の3作品を見る機会を頂きました。
新建築11月号に掲載されたばかりの施設
まちの駅「ゆすはら」と梼原・木橋ミュージアム

町の駅「ゆすはら」は1階が町の特産品を販売、2,3階はホテルになっています。
茅葺屋根に使う茅が窓面に飛び出したように付いているのには驚きました。
防火構造上は外壁の扱いではなく窓の一部だということを聞いて2度びっくり。
内部は近代的でホテルもリゾート感覚でした。

もうひとつの隈建築「木製ミュージアム」はホテルと温浴施設を繋ぐブリッジの渡り廊下です。
木組みがブリッジと一体となり、梼原町の木をふんだんにアピールする狙いが伝わります。
でも良く見ると、木組みはオブジェであって上屋を支える構造体ではないことが判り、一同唖然。現地を見ないと判らないことって有るもんだなー。

梼原町役場
        
開放的な町役場では町長室にて町長さんの庁舎建築に対するコンセプトを伺うことが出来ました。
地場産材の木を使うこと、緊急車両が乗り付けられることなど
明快に即答されていらっしゃいました。

TOP