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涌井史郎講演「自然と人間」

2011.09.12

ランドスケープアーキテクトの涌井史郎さんの講演会。
「技術者に想定外はない、エゴからエコへ、イタリア料理は自然破壊の味がする。」などなど「自然と人間」というタイトルで地球環境規模でのお話が多岐にわたりました。
金沢はいろんなもの(文化や伝統工芸など)が有りすぎなくらい。となり(富山)は何もないからコンパクトシティーで頑張っている、との苦言も頂きました。

「イタリア料理は自然破壊の味がする。」について話は長くなるのですが、
イタリアを含めヨーロッパは森林が多かった。家畜を放牧するため木を伐採し羊や牛を飼ったが、土地が乾燥しオリーブやハーブ、オレンジなどしか育たなくなった。穀物としての小麦もそうである。結果として森林の破壊と森に育つ動物などの生態系を壊し、人の食材のために成り立っているのが今のイタリア料理(牛や羊の肉やチーズ、バターなどの乳製品や香味野菜)
というお話。 (T.T)

地鎮の儀

2011.09.06

お盆も過ぎた8月のおわり、晴天の中、地鎮祭をを執り行いました。
いまどきにしては一家三世代、大家族の家です。奥能登の海に近いというより海際の立地です。
今年誕生した二人目の息子さんも乳母車で参加、大人になってこの写真を見ても記憶にはないかもしれませんが、立派な立会者です。住み繋いでもらえるよう期待しています。

土蔵の外部は傷んでいますが、改修します。後世に残すべき遺産と考え配置計画の中に最初から取り入れました。施主の賛同、理解によるものが大きいと思います。  (T.T)

かなざわ・まち博 小橋用水をたどる

2011.08.06

住まいの近くにありながら良く判っていなかった用水、小橋用水の散策に参加しました。彦三公民館で講師、笹倉信行さんのレクチャーを受けましたが、慣れたもので動画入りのパワーポイントはサクサクと進みます。地名の由来や、江戸、名古屋の対比、歴史的変遷に至るまで多岐に渡ります。1時間足らずの説明を受け、いざ出発。

立っているだけで汗が落ちるくらいの真夏の好天に恵まれ、1時間半の行程でしたが結構効きます。先人の知恵による川からの取水口は時代と共に上流へ移っていました。神社と用水の関係は御手水にあるようです。鳥居の形態も神明系と明神系、いろいろ雑学を学ぶことが出来ました。かつては生活用水であった水の流れは今も、なみなみと流れていました。この水が枯れることなく未来のまちづくりの中に残っていることを祈ります。
いい散策をしました。  (T.T)

能登ゆめてらす

2011.07.27

珠洲市役所から事務所への帰り道、能登ゆめてらすに立ち寄りました。
能登有料道路の別所岳サービスエリアに建っている展望デッキは、能登震災からの復興と能登の発展を祈って、造られたそうです。

四角い木の箱が宙に浮いているような外観・・・。
登った先には、どんな風景がまっているんでしょうか!
登るコースは、2コース。
前方の階段を登るか、奥のエスカレーターを使うかです。

雲っていましたが、それでも絶景です!
近くに来られたら、ぜひ皆さんもよってみてください。(m.u)

能登の夏、2景

2011.07.25

七尾から宇出津へ行く道すがら、能登島を通るコースにしました。
島を渡りきったところ、ふと眼下に小さな集落を見つけ立寄りました。いつもは通過するだけで気にもしない場所ですが、能登島に架かる2つの橋のうち中島町と結ぶ農道橋だと思います。橋を見上げるこのアングルは初めてでした。能登にも本四高架橋に負けないくらいのスポットがあるんだなあ。

珠洲道路の両脇に赤い花が咲きそろっています。
アスファルトの切れ目に雑草が在る景色から一変、きれいに手入れされ見事に咲いています。
見た目にもドライバー心理を心地よくする効果がある気がします。

(T.T)

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