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金沢市内で住宅の改修がスタート!

2012.04.30

こんにちは、4月から改修がスタートした!
金沢市内の住宅の改修の現場をUPします。

断熱を強化し住み心地を良くすることはもちろんですが
合わせて、平面・断面計画の見直しも行っています。

今までに改修・増築を繰り返したこの建物は、
人の往来のある廊下部で約70cmの段差があり
上ったり、下がったりの動線となっていました。
それらの見直しも含め、快適性UPを目的として改修を進めています。

まずは古くなった床をはがし、防湿のため土間コンクリート打をします。

次に、床の断熱をしていきます。
施主の床下通風は活かしたいとの考えもあり、基礎ではなく、床下で断熱を行います。

これは、改修前の外壁の状態です。

既存の鉄板をはがし、ボード状の断熱材を張っていきます。
ちなみにサッシも断熱サッシ(ペアガラス仕様+アルミ樹脂複合サッシ)に更新しています。

ということで、この改修は5月末には完了する予定です。
仕上がると目に見えない断熱部分ですが、重要な部分なので
しっかり監理していきたいと思います。

子供は一番の場所を知っている

2012.03.30

住宅が完成し竣工検査もおわり、手直し検査に訪れました。
場所は珠洲市の突端、海が目の前、海岸のすぐそばです。

この家の将来の主は一番居心地の良い場所を知っています。
日長ここで遊んでいるようです。この冬は寒さが長いせいか、
あまり外遊びをしないと言ってらっしゃいました。

この家の将来の主は一番居心地の良い場所を知っています。
日長ここで遊んでいるようです。この冬は寒さが長いせいか、
あまり外遊びをしないと言ってらっしゃいました。

実はこの階段の踊り場下に蓄熱暖房機が収納してあります。
リビングから2階へと続く階段は踊り場を舞台のようにして外のオープンデッキと繋がっています。

また2階へあがると吹き抜けを見下ろすスタデーィーコーナーはこの家の一番の見晴らし場所。
勉強しながら、本を読みながらふと前を見ると、水平線が見えます。

「住み始めた感想としては、暖かい家に生まれ変わり、とても住みやすい家になっております。
リビングとダイニングの出入り口ドアを開け放しておくと、室温20度、湿度45パーセント程度の、どこにいても、過ごしやすい環境を作ることができています。」
とオーナーさんから評をいただきました。
私たちの一番のご褒美です。感謝申し上げます。(T.T)

建築士3月号

2012.02.27

業界誌に載せていただきました。
建築士の3月号「建築の再生」という特集記事の中で、5人の執筆者の末席に入っています。私の担当は「業態変化への対応と省エネ改修」ということで金融機関3店舗の改修事例を載せています。
一応全国版です。

全4ページの内、2ページ文を載せます。

(T.T)

エコリビング賞授賞式

2012.01.27

知事とツーショット
一昨年は新築部門で優秀賞を頂きましたが、今年度は改修部門で奨励賞を頂きました。
知事賞はいろいろありますが、本物の知事さんから直々に頂くことはなかなかないのです。
写真を送っていただきましたが、データまで出してくれるあたり、しっかり励めとの意味合いだと思いますが、値千金のツーショットになりました。

この建物は能登中島に在ります築100年の大きな民家ですが、先の能登震災で所々被害が発生しました。復旧工事と合わせて機能改善のリノベーションも合わせて行いました。
「寒くて暗い」と言う施主さんからの不満を改善するには断熱改修が必要と考えまた、部分的にスケルトン(構造体だけ)にしてしまう方法で水周りは大きく改修しました。採光・通通しが悪かった台所、家事室にはテラス空間から光と風、眺望を取り込みました。

玄関から入ると大きな土間空間があります。以前は暗くて陰気な感じでしたが、ハイサイドの光とリビングからの光によってゆとりのある玄関ロビーとなりました。

(T.T)

珠洲の家が完成間近です。

2012.01.16

珠洲の住宅がまもなく完成します。

照明機器・家具・建具が入り、室内空間も出来上がってきました。
既存部分の縁側には、インナーサッシを取付け気密性を図っています。

1Fのリビングです。
リビングは、奥のダイニング・キッチンと建具を介して繋がっています。

また、リビング上部の吹抜けが、1Fと2Fのスタディスペースを繋いでいます。
部屋が連続し、どこにいても家族の気配を感じることができ、
かつ、それぞれの居室を設けることで個人のプライバシーを守ることができるようにも
なっています。

各居室が繋がっていくように、住まう家族の関係も繋がっていくような
家になればと思います。

(M.U)

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