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補助金活用セミナーを開催しました。

2019.02.13

2月12日 15:00~当社で補助金活用セミナーを開催しました。

プログラムⅠ マンション省エネ改修と補助金活用

プログラムⅡ 既存建築物省エネ化推進事業(非住宅)

上記2部構成でプレゼンテーションを行いました。

今回は、建物管理会社の方や防火設備業者、マンション大規模修繕専門の工事会社の方など5社7名の方々にご参加いただきました。

私は、プログラムⅠを担当し発表しました。省エネや補助金の話は細かい話が多くお伝えする情報が多くなり、眠たくなるような話が多いです。そのような中で聞いていただく方に簡潔にわかりやすくお伝えすることを心がけプレゼンさせていただきました。

セミナー後のアンケートでは、プログラムⅠの内容について理解できた7人中5名の方にお答えいただきホッとしました。

ですが、自分の説明を振り返ると説明が単調になっていたり、聞いてくださる方の目を見れていなかったりと反省点は多くあります。

次回のセミナーでは、今回の反省点を活かしよりわかりやすく伝えられるよう心がけていきます。(M.Y)

JIA北陸支部30周年 地域と建築

2019.01.30

先週1/26に行われたJIA北陸支部30周年記念式典の模様を建設工業新聞に取り上げていただきました。

30周年記念事業として、1/22~27日の間21世紀美術館では、「地域と建築展」が開催され北陸の建築家の方々の作品展示、北陸百景という北陸特有の風景の写真展示がされいていました。私は、地域と建築展の展示と式典の前に開かれた記念シンポジウムに参加しました。

シンポジウムでは、建築家 西沢 立衛 氏、前21美館長 秋元 雄史 氏、文化庁 朝倉 由希 氏の3人の方々の公演とディスカッションが行われました。特に印象的だった言葉が 西沢 氏の仰った「建築は、ディティールを考えないといけない。詳細な部分を考えるだけではなく、建築の風景として人や家具が収まることが大切」という言葉でした。私は、ディティールという言葉を聞いて設計上の細かい収まりのことだと思っていたのですが、もう少し視野を広げて建築とその内外を取り巻く環境との収まりが大切であるという風に理解しました。

地域と建築展では、北陸の建築家の方々の作品に触れ、また北陸百景は、何気ない風景が展示されいたのですがそれぞれの写真で着眼点があり建築家の方々が普段どこに注目しているのか写真を通じて勉強になりました。

今回の30周年記念式典は、JIA支部長会議と兼ねて行われ盛大な催しとなりました。週明けには、代表の髙屋よりこのようなイベントが成功する裏には、多くの方々の準備と心遣いがあってのことだと教えて頂きました。(M.Y)


福井若狭町 年縞博物館に行ってきました。

2018.12.03

12/1(土)JIA福井地域会主催の内藤 廣さんの講演会に参加しました。

午後から講演会だったのですが、午前中に内藤廣さん設計の福井県若狭の年縞博物館を見学し講演会に臨みました。

私自身福井県出身なのですが、年縞と聞いてもなんのことかわかりませんでした。

博物館で説明を聞いたところ年縞とは、三方五湖のひとつ水月湖で採取できる木の葉や花粉、火山灰などの堆積物のことだそうで、水月湖から採取できる年縞は、7万年前のものにさかのぼってその時代の環境を知ることが可能とのことでした。これは世界的に見ても非常に珍しいそうです。

また、年縞は1年に0.7mmづつ堆積し縞々模様が作られ、この縞々が時代を遡る一種のスケールとして用いられ世界標準として認定を受けています。

▲遠景から撮影した建物外観
▲妻側のカフェスペース
▲1Fピロティ空間

博物館と聞いて想像するのは、コンクリートの格式高い建物だったのですが、年縞博物館は切妻屋根の非常にシンプルな形状をした建物でした。アプローチを進むとコンクリートの柱と梁のピロティ空間でした。他の建物と異なるのは、コンクリート表面が4~5センチのピッチで木材の表面のように縦じま模様がきれいに入っていたことです。この縞模様が年縞の縞模様とリンクして建物全体のデザインとして統一されたものになっていました。午後の講演会で内藤さんが日本一のコンクリートができたと仰っていましたが、本当に精度の高い美しいコンクリートだと感じました。

▲木質感のある内部空間
▲年縞の展示

内部は、鉄と木の混構造でしたが鉄骨の重たいイメージはまったくなくトラスの梁が軽やかな空間を見せていました。年縞の展示は、歩くごとに年縞の古いものになるような展示がされており、アクリル板に挟み込まれた年縞を裏から照明を当てて美しい見せ方をしていました。

午後の講演会では、この年縞博物館計画の話をメインに現在の社会情勢から裏日本の北陸3県の特色まで様々なお話がありました。中でも講演会の最後に内藤さんが仰った「燃えているのか」という言葉がとても印象的でした。建築を目指す学生に向けてこの言葉を投げかけていたのですが、自分に言われたような気がしてはっとさせられました。

日々の仕事に追われ初心を忘れがちになりますが、建築をやりたいと思った初めの熱い想いや自分の夢をもう一度考えさせられました。

今回「年縞博物館」と講演会を1日で体験できたのは、自分の中で非常に勉強になりました。この学びを実務に生かしてがんばります。(M,Y)


当社設計室のレイアウトと会議室の椅子を一新しました!

2018.10.25

before
(設計室)

今回設計室のレイアウト変更を行うに当たり、現況レイアウトのCAD化、新レイアウト検討(3Dイメージ)を行い所員で打ち合わせしながら計画しました。

after
(設計室)

 これは、通常業務でオフィス改修をさせていただいている経験が非常に役立ちました。

机の移動には、PC、プリンター、電話等の様々な配線が関係します。どこから電源をとってどこに配線を逃がすのか自分たちの設計室を使った実践でした。

 限られたスペースの中で通路幅やデスクワークスペースを少しでも有効利用するために、机を斜めに配置しています。タモ集成材のデスク天板も綺麗でとてもいい感じです!

 以前より一層コミュニケーションが活発になりました。

 収納棚は、壁面にまとめることで、何がどこにあるか一目瞭然になり、使いやすくなりました。

 この設計室レイアウトで培ったノウハウを実務業務にも活かしていきたいと思います。

~途中経過~


before
(会議室)

 会議室の椅子は、既存の机に肘掛けが入る寸法になっているか、素材は何で造られているか、デザイン性はどうかなど、所員全員が椅子のプレゼンテーションを実施し決定しています。

 椅子の背面が白色になり、以前より明るい雰囲気でお客様を迎えられると思います。

after
(会議室)

当社のBELS収得件数、累計23件に更新、変わらず日本一!!

2018.09.07

変わらず日本一!!

今年2月に15件だった当社のBELS収得件数が、なんと7ヶ月で累計23件に更新されました。BELS制度開始当初より非住宅部門で全国トップを維持しております。

当社が担当しているBELS評価業務は、建物の省エネ性能を★の数で表すものです。

国土交通省の「既存建築物省エネ化推進事業」に必要となる評価システムです。

BELSは建築物単体の性能評価を表しています。建築物の外皮性能や空調、照明などの設備も含めたエネルギー消費性能を数値化し、その性能の良さをミシュランのように星の数で分かりやすく示したものです。

補助金を活用して建物の改修+省エネ化が行えますので、以下のようなメリットがたくさん!!

①改修工事コスト負担減

②省エネによるランニングコスト減

③快適な建物に生まれ変わる

これまでは築年数だけでしか評価基準がなかった中古の建物も、このBELS評価が加わることでその建築物の省エネ性能をアピールできるようになります。このことは既存のストック活用を念頭に省エネ改修がどんどん増えていくことに繋がると思います。

そして国のCO2削減にも貢献できる!!

補助金で省エネ改修が全国に広まることを期待します。

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