室木邸移築工事 途中経過
2021.10.05
2021.10.05
2021.09.13
2021.09.01
国の登録有形文化財 室木家の移築工事が着々と進められています。
主屋を取り囲んでいた門と塀が、職人さんの手によって丁寧に解体されています。
現在は主屋外部には足場がかけられ、
室内では使用木材に番付け作業がなされています。
建物内部の番付を開始して
蔵の土台部分には『滝ヶ原石(たきがはらいし)』という
大変希少で重厚な石が使われていたことが分かったそうです。
文化財の解体自体、滅多にない機会だと思いますが、
貴重な部材がさらに見られるかも知れませんね!(C.O)
2021.08.19
大規模修繕工事をしている工事看板を設置しました。
看板は武蔵ヶ辻交差点側に設置されていて、尾張町や彦三町方面を
往来する車からもよく見えます。
施工会社の清水建設さんと当社はそれぞれSDGsのマークを入れたかったのですが、共同にすることにより金沢市景観政策課の認可をとることができました。
たくさんの人の目に触れることで、当社がどんな仕事をしているか興味を持ち、
ホームページにアクセスしてもらえたら嬉しいです。
(C.O)
2021.07.28
きんしん大聖寺支店の改築工事に携わりました。
環境省のCLT活用補助金制度により平成30年8月から約3年にわたり
エネルギー測定を行っています。
あわせて、同規模のRC造 野々市支店の電力使用量を比較対象としています。
2店舗の単位床面積あたりの電力消費量にクローズアップし、
その効果を比較しています。
構造体は、
大聖寺支店が CLT(直交集成木材) 熱伝導率 0.12 + 断熱材 40㎜
野々市支店は コンクリート 熱伝導率 1.60 + 断熱材 25㎜
となっており、構造体の熱の伝わり易さは 約13倍も違います。
これは、CLT 10cm に対して、コンクリートでは 130cm も必要になります。
それだけCLTの方がコンクリートより外気の熱を通しにくいということです。
また、建物全体の熱貫流率 (U値) 比較では 3倍強 の差がありますが
グラフでは 8月の電力消費量を見ると 4.8倍 もの差がでています。
これは、RC外壁 内断熱工法の野々市支店は、昼間の太陽熱がコンクリートに
蓄熱されることにより余分にエネルギーが消費されるのだと推定されます。
これからの建築構造体は、RC造の場合は外断熱工法、
それにもまして木造CLT工法が素晴らしい省エネ効果をもたらすことが
判りました。
資源循環型社会や省CO2の考え方から見ても、理に適っていると思われます。
当社では、外断熱工法による省エネ改修も数多くさせてもらっています。
ぜひ、こちらのページもご覧ください。
→環境建築への取り組み
→省エネ改修 補助金活用実績