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建築意匠と環境性能の両立(工業新聞掲載記事)

2021.09.13

当社代表の髙屋が建設工業新聞社より取材を受け、
本日その記事が掲載されました。

当社が環境デザインに取り組み、
外断熱改修に注力するきっかけとなったエピソードや
建築意匠はもちろん環境性能をしっかり満たすデザインの重要性、
また、今ある建物を活かした省エネ改修や大規模修繕工事の取組事例
などについて掲載されています。

現在の環境問題や、これからの建築はどうあるべきかについても
とても考えさせられる内容です。ぜひご一読下さい。(C.O)

門、塀の解体から(室木邸)

2021.09.01

国の登録有形文化財 室木家の移築工事が着々と進められています。
主屋を取り囲んでいた門と塀が、職人さんの手によって丁寧に解体されています。

塀、門の解体完了

現在は主屋外部には足場がかけられ、
室内では使用木材に番付け作業がなされています。

番付の札
梁や柱すべてに番付け
蔵の柱に番付け

建物内部の番付を開始して
蔵の土台部分には『滝ヶ原石(たきがはらいし)』という
大変希少で重厚な石が使われていたことが分かったそうです。

文化財の解体自体、滅多にない機会だと思いますが、
貴重な部材がさらに見られるかも知れませんね!(C.O)

蔵の土台部分 『滝ヶ原石』

SDGs工事看板設置!(グランドパレス武蔵ヶ辻)

2021.08.19

大規模修繕工事をしている工事看板を設置しました。

看板は武蔵ヶ辻交差点側に設置されていて、尾張町や彦三町方面を
往来する車からもよく見えます。

武蔵ヶ辻交差点から撮影

施工会社の清水建設さんと当社はそれぞれSDGsのマークを入れたかったのですが、共同にすることにより金沢市景観政策課の認可をとることができました。

たくさんの人の目に触れることで、当社がどんな仕事をしているか興味を持ち、
ホームページにアクセスしてもらえたら嬉しいです。
(C.O)

グランドパレス武蔵ヶ辻 工事看板

CLT+外断熱工法はすばらしい!

2021.07.28

きんしん大聖寺支店の改築工事に携わりました。
環境省のCLT活用補助金制度により平成30年8月から約3年にわたり
エネルギー測定を行っています。
あわせて、同規模のRC造 野々市支店の電力使用量を比較対象としています。


2店舗の単位床面積あたりの電力消費量にクローズアップし、
その効果を比較しています。

構造体は、
大聖寺支店が CLT(直交集成木材) 熱伝導率 0.12  + 断熱材 40㎜
野々市支店は コンクリート     熱伝導率 1.60  + 断熱材 25㎜
となっており、構造体の熱の伝わり易さは 約13倍も違います。

これは、CLT 10cm に対して、コンクリートでは 130cm も必要になります。
それだけCLTの方がコンクリートより外気の熱を通しにくいということです。

また、建物全体の熱貫流率 (U値) 比較では 3倍強 の差がありますが
グラフでは 8月の電力消費量を見ると 4.8倍 もの差がでています。

これは、RC外壁 内断熱工法の野々市支店は、昼間の太陽熱がコンクリートに
蓄熱されることにより余分にエネルギーが消費されるのだと推定されます。

これからの建築構造体は、RC造の場合は外断熱工法、
それにもまして木造CLT工法が素晴らしい省エネ効果をもたらすことが
判りました。

資源循環型社会や省CO2の考え方から見ても、理に適っていると思われます。


当社では、外断熱工法による省エネ改修も数多くさせてもらっています。
ぜひ、こちらのページもご覧ください。
環境建築への取り組み
省エネ改修 補助金活用実績

グランドパレス武蔵ヶ辻 工事用看板作成

2021.07.09

グランドパレス武蔵ヶ辻の大規模修繕工事で使用する
工事用看板を、清水建設と共同で作成しました。

この看板は、大きさは金沢市景観政策課により規定があり、
10㎡以内となっています。
よって、 幅 3.6m、縦2.76m になりました。

ビルの大きさからすると、本当に小さな看板ですが、
武蔵ヶ辻の交差点、まさに目抜き通りに設置されます。

グランドパレス武蔵ヶ辻 工事用看板

看板は、設計者と施工者それぞれ別に作れました。
2つ作るよりも1つにした方が、コストの節約にもなりますが、
SDGsのマークも兼用することができ、このようなデザインにしました。

看板一つにしても、限りある資源を大切にすることは、
2つの企業が簡単に取り組めることの一つです。(C.O)

グランドパレス武蔵ヶ辻
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