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SDGs工事看板設置!(グランドパレス武蔵ヶ辻)

2021.08.19

大規模修繕工事をしている工事看板を設置しました。

看板は武蔵ヶ辻交差点側に設置されていて、尾張町や彦三町方面を
往来する車からもよく見えます。

武蔵ヶ辻交差点から撮影

施工会社の清水建設さんと当社はそれぞれSDGsのマークを入れたかったのですが、共同にすることにより金沢市景観政策課の認可をとることができました。

たくさんの人の目に触れることで、当社がどんな仕事をしているか興味を持ち、
ホームページにアクセスしてもらえたら嬉しいです。
(C.O)

グランドパレス武蔵ヶ辻 工事看板

CLT+外断熱工法はすばらしい!

2021.07.28

きんしん大聖寺支店の改築工事に携わりました。
環境省のCLT活用補助金制度により平成30年8月から約3年にわたり
エネルギー測定を行っています。
あわせて、同規模のRC造 野々市支店の電力使用量を比較対象としています。


2店舗の単位床面積あたりの電力消費量にクローズアップし、
その効果を比較しています。

構造体は、
大聖寺支店が CLT(直交集成木材) 熱伝導率 0.12  + 断熱材 40㎜
野々市支店は コンクリート     熱伝導率 1.60  + 断熱材 25㎜
となっており、構造体の熱の伝わり易さは 約13倍も違います。

これは、CLT 10cm に対して、コンクリートでは 130cm も必要になります。
それだけCLTの方がコンクリートより外気の熱を通しにくいということです。

また、建物全体の熱貫流率 (U値) 比較では 3倍強 の差がありますが
グラフでは 8月の電力消費量を見ると 4.8倍 もの差がでています。

これは、RC外壁 内断熱工法の野々市支店は、昼間の太陽熱がコンクリートに
蓄熱されることにより余分にエネルギーが消費されるのだと推定されます。

これからの建築構造体は、RC造の場合は外断熱工法、
それにもまして木造CLT工法が素晴らしい省エネ効果をもたらすことが
判りました。

資源循環型社会や省CO2の考え方から見ても、理に適っていると思われます。


当社では、外断熱工法による省エネ改修も数多くさせてもらっています。
ぜひ、こちらのページもご覧ください。
環境建築への取り組み
省エネ改修 補助金活用実績

グランドパレス武蔵ヶ辻 工事用看板作成

2021.07.09

グランドパレス武蔵ヶ辻の大規模修繕工事で使用する
工事用看板を、清水建設と共同で作成しました。

この看板は、大きさは金沢市景観政策課により規定があり、
10㎡以内となっています。
よって、 幅 3.6m、縦2.76m になりました。

ビルの大きさからすると、本当に小さな看板ですが、
武蔵ヶ辻の交差点、まさに目抜き通りに設置されます。

グランドパレス武蔵ヶ辻 工事用看板

看板は、設計者と施工者それぞれ別に作れました。
2つ作るよりも1つにした方が、コストの節約にもなりますが、
SDGsのマークも兼用することができ、このようなデザインにしました。

看板一つにしても、限りある資源を大切にすることは、
2つの企業が簡単に取り組めることの一つです。(C.O)

グランドパレス武蔵ヶ辻

室木邸移築開始!

2021.07.01

いよいよ 登録有形文化財 室木家の移築工事が始まりました!

塀の屋根瓦を撤去

まずは、塀の周りに足場を組んで、瓦屋根を下す作業をしています。
塀と門の解体作業を終えてから、主屋の解体作業に入ります。

解体した主屋や塀の部材は、再利用できるものを移転で
再度使用する予定です。

主屋裏から見える庭と熊木川

今回の移転は、主屋の裏にある熊木川の拡張工事のためのものです。

貴重な部材ばかりとのことで、職人の方々は大変な作業だと思いますが、
その壮大なプロジェクトに関わらせてもらっていることに感謝し、
少しでも一助になれるよう、取り組んでいきます。(C.O)


室木家主屋(国登録有形文化財)移築工事

2021.06.18

 計画を進めてきた室木邸の移築工事がいよいよスタートすることになり、
6月16日、工事の安全祈願を兼ねた起工式が執り行われました。
 室木夫妻をはじめ親戚の方、工事関係者、ご近所の方など20名余りの方々に参加いただき天候にも恵まれ、滞りなく終える事が出来ました。

解体前 室木家 主屋
起工式 集合写真

 室木邸は現当主 室木俊美氏の曾祖父能邇郎が10年間にわたり材木を買い集め大正元年(1912年)に完成させたと聞いています。そんな室木様とのお付き合いは2005年頃からになります。その年に主屋と門塀を国登録有形文化財申請し登録されました。本来、主屋水回りの改修予定で関わるはずだったのが、当主の開業する歯科医院改築が先行することになり2005年の暮れに医院が完成、その後、能登震災を経て主屋の水回りを中心とした生活部分を改修しました。
 17年後の昨年、新たな相談を受けることになりました。
 主屋裏の熊木川が最近、氾濫が多く川の堤防拡幅工事が計画され、それに伴って室木家、診療所全てが立ち退きせざるを得なくなったとの事。
 昨年から主屋の調査に入り、新たな土地に歯科医院と主屋の配置を検討。まず医院の建設、仮住いの手当て、そして本日、主屋の解体着工まで漕ぎつく事が出来ました。これから完成まで工事の無事安全を願うばかりです。(T.T)

移転先 完成イメージ
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