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室木邸 『蔵』解体完了

2021.11.17

移築工事には2棟の蔵があり、蔵本体と基礎部分の石積みを解体しています。

蔵が建っていた場所
滝ヶ原石(たきがはらいし)

既存蔵の基礎部分

新たな移築場所では、順次コンクリート基礎の上に石積みを始めています。

現在では貴重な滝ヶ原石(たきがはらいし)を次代に残すことで
石積みの技術も伝承されることと思います。(T.T)

移築先での復元作業現場

外断熱工事による外壁カラーリング       (花見川住宅)

2021.10.19

千葉市花見川住宅にて、外壁外断熱化を含めた大規模修繕工事をしています。

工事前には外壁カラーリング計画について住民アンケートを行い、
日本の伝統5色(茶、緑、紫、黄、青)を使って妻面と階段室を
塗装することになりました。

日本の伝統五色 案

工事は着々と進行中です。
完了した棟の写真を、所長が撮影してきました。

管理組合の理事長さんからお褒めの言葉をいただきましたが、
新装になった外観は住民からも好評だったようです。

提案した色彩が並んだ住宅風景
7-2号棟
7-3号棟

7-4号棟
7-5号棟

今後の仕上がりも楽しみです。(C.O)

室木邸移築工事 途中経過

2021.10.05

塀の解体から始まった室木邸の移築工事が着々と進んでいます。
現場には、主屋 や 蔵 などの工事経過を定点写真で撮影してもらっています。

 定点写真を撮影することで、そこにあった建物がどんどん解体され、
変化していく様がよくわかります。

 ここには、貴重な文化財移築工事資料の一つとして、しっかり記録を残したい
という当社所長の想いがあります。

主屋 ①

蔵 ①

主屋 ②

蔵 ②

主屋 ③

蔵 ③

主屋 ④
蔵 ④

 現在の解体地から、今後は移築地での様子も撮影される予定ですが、
これからの変化もとても楽しみです。(C.O)

建築意匠と環境性能の両立(工業新聞掲載記事)

2021.09.13

当社代表の髙屋が建設工業新聞社より取材を受け、
本日その記事が掲載されました。

当社が環境デザインに取り組み、
外断熱改修に注力するきっかけとなったエピソードや
建築意匠はもちろん環境性能をしっかり満たすデザインの重要性、
また、今ある建物を活かした省エネ改修や大規模修繕工事の取組事例
などについて掲載されています。

現在の環境問題や、これからの建築はどうあるべきかについても
とても考えさせられる内容です。ぜひご一読下さい。(C.O)

門、塀の解体から(室木邸)

2021.09.01

国の登録有形文化財 室木家の移築工事が着々と進められています。
主屋を取り囲んでいた門と塀が、職人さんの手によって丁寧に解体されています。

塀、門の解体完了

現在は主屋外部には足場がかけられ、
室内では使用木材に番付け作業がなされています。

番付の札
梁や柱すべてに番付け
蔵の柱に番付け

建物内部の番付を開始して
蔵の土台部分には『滝ヶ原石(たきがはらいし)』という
大変希少で重厚な石が使われていたことが分かったそうです。

文化財の解体自体、滅多にない機会だと思いますが、
貴重な部材がさらに見られるかも知れませんね!(C.O)

蔵の土台部分 『滝ヶ原石』
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