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カテゴリー: 再生

古いものとの融合

2012.05.21

こんにちは、金沢市内、住宅改修の現場をUPします。
来週末には引き渡しということで、完成間近です。

これは蔵の前の空間を眺めたものです。
右に蔵の扉が見えますが、少々傷んでますが、歴史を受け継ぐという意味で残すこととしました。
天井の竿縁天井も昔のままでクリーニングをする程度です。
この後、壁の仕上となりますが、古いものと新しいものがどのように融合するか出来上がりが楽しみです。

既存の外壁の状態です。
ほぼ1ヶ月前といった状態でしょうか。

既存外壁の上に、外張り断熱改修をし、白い吹付仕上としました。
外装、性能ともに一新しています。

来週もまたUPします。お楽しみに!

完成までもう少し!

2012.05.14

こんにちは。
4月の月末にUPした、金沢市内の住宅改修の続きです。
5月25日くらいには引き渡しということでラストスパートをかけています。

下の写真は、4月上旬くらいの外壁の様子です。
壁をはがし、サッシを入れる準備をしています。

これは5月14日時点での写真です。
左に見えるサッシは、アルミ樹脂複合の断熱サッシ(ペアガラス仕様)です。
中に見える部屋は、昔は納戸でしたが、改修によってサンルームになる予定です。

この部屋は、もともと台所でしたが、ほとんど使われておらず納戸状態になっていました。
明るさ確保のため、写真右側にある縦長の窓を新設し、明るい【応接室】へと変わる予定です。
壁は外壁改修のない部分なので、グラスウール充填としています。

今週末には早ければ、壁仕上まで完成する予定です。
がらっと雰囲気が変わると思うので、楽しみにしていて下さい!

金沢市内で住宅の改修がスタート!

2012.04.30

こんにちは、4月から改修がスタートした!
金沢市内の住宅の改修の現場をUPします。

断熱を強化し住み心地を良くすることはもちろんですが
合わせて、平面・断面計画の見直しも行っています。

今までに改修・増築を繰り返したこの建物は、
人の往来のある廊下部で約70cmの段差があり
上ったり、下がったりの動線となっていました。
それらの見直しも含め、快適性UPを目的として改修を進めています。

まずは古くなった床をはがし、防湿のため土間コンクリート打をします。

次に、床の断熱をしていきます。
施主の床下通風は活かしたいとの考えもあり、基礎ではなく、床下で断熱を行います。

これは、改修前の外壁の状態です。

既存の鉄板をはがし、ボード状の断熱材を張っていきます。
ちなみにサッシも断熱サッシ(ペアガラス仕様+アルミ樹脂複合サッシ)に更新しています。

ということで、この改修は5月末には完了する予定です。
仕上がると目に見えない断熱部分ですが、重要な部分なので
しっかり監理していきたいと思います。

古民家の改修が完成しました!!

2008.11.11

傷んだ外壁の改修、内部の生活スペースの断熱改修と改装により、古民家がその特徴である和の味わいを残しながら生活しやすい暖かい空間になりました。

玄関土間:大きな吹抜け空間は既存のまま、しっくい壁を塗替。
       外壁側にハイサイドライト新設し、今まで暗かった土間が明るい空間になりました。

LDK:物置部屋と台所をつなげて断熱改修し、暖かいLDKになりました。

ギャラリースペース:蔵の前室は改修前、物置となっていました。
             特徴的な蔵の扉を生かし、ギャラリースペースに・・・

今回の改修で、施主の方から「明るく、暖かくなった」と言われました。
伝統的な和風建築を残しつつ、そこで生活する方にとってメンテナンスや現代の生活に合わない点などを改修で快適に暮らせるようになればと思います。

古民家改修中

2008.10.15

味わいのある古民家ですが、そこで暮らす方にとってはメンテナンスや使い勝手など、不便な点も多くあります。
このお宅は大きな蔵があり、和室の広間が続く伝統的なお宅です。
しかし、昔からの水廻りは現在の生活には合わず、普段の生活ゾーンを暖かく、機能的にするのが改修の課題でした。
蔵の前室も生かされていなかったので、特徴的な蔵の扉のデザインを生かし、ご主人のライブラリースペース改修中です。

改修前

改修中

外観は伝統和風のまま、内部空間を断熱改修で暖かく、そして生活スペースの設備を更新して、和風モダンな内装に改装中です!!

本日OPEN!

2008.04.23

わたしたちがお手伝いをしていた、七尾市のお菓子やさん 花月 が本日ついにOPENしました!今日はその様子をお伝えします。

しっくい調の外壁や腰の板張り、2階の袖うだつなどは、創業当時の明治時代の姿を感じさせます。
建物の前には、一本の杉の木を植えました。一本杉通りというこの通りにちなんだものです。

左は内部の様子です。お菓子が置かれると、とても華やかな感じになりますね。内装の色の考え方としては、あくまでもお菓子や展示品などを主体と考え、それらを最大限に引き立たせるような計画としました。
黒系の昔の土間を感じさせる床、そしてしっくい調の白い壁など、内装はできる限りシンプルなものとしています。

奥にのれんが見えますね。平成20年4月29日~5月11日まで、一本杉通りで 「花嫁のれん展」 が開催されます。
連休には、花月のおいしいお菓子を食べながら、花嫁のれん展を見てみるなんていかがですか?七尾に行かれる時は、気軽に立ち寄ってみて下さい。

花月のリンクはこちらから 
 → 御菓子処 花月へGO

お菓子屋さんの改修が完成!

2008.04.19

 今年の1月から改修工事をしていたお菓子屋さんが完成しました。場所は七尾市の一本杉通り。ここは古い町屋が軒を連ねる、歴史と風情を感じる趣ある商店街です。

 昔ながらの町屋造りの店内は、天井が高く、表しの大きな梁に白い壁、とてもいい雰囲気です。

 古いものを残すということは、壊して新しく作ることよりも、手間と労力がかかることです。だけども、残したいと思う人の気持ちがあれば、今の時代の技術と材料も加え、次の時代に受け継いでいくことができます。
 地球の環境についても同じことが言えそうですね。

北国新聞 平成20年4月19日掲載

壁には昔からある棚(写真中央)をのこして再使用、味のある雰囲気をだしてます。お店の入口から奥の座敷を通り、裏の庭まで風が通り抜け、とても気持ちがいいです。
4/23はとうとうオープンをむかえます。お気軽に立ち寄ってみて下さい。

お菓子屋さんの改修がスタート!

2008.03.06

こんにちは。

今年の1月から、七尾市でお菓子屋さんの改修工事の監理が始まりました。
このお菓子屋さんは、一本杉通りという通りに面しています。この通りは昔の街並みが今でも見られる風情のある通りですが、ちょっと元気がない感じ・・・
この改修の目的は、この通りの全体的な活性化をはかるために昔の町屋風の姿を復元すること、そして使い勝手を改善し新しい価値を生み出すこと、その二つをテーマをもとに、計画をしました。

左の写真は改修前のものです。建物が通りに面していて、店舗の前にお客さまの車を置くことができず、何とか前のスペースを空けることができないかとの要望がありました。

そこで 「曳き家」 をしようということになりました。工事をスタートして1.5ヶ月くらいで下の写真の状態までになりました。結果だけ見るとあっさりしたもので、簡単そうに見えますが、なかなか大変そうでした。

下の2枚の写真は、建物を引っ張る時に使う、レール(H形鋼)と、その上を転がる滑車のズーム写真です。こちらも初めての経験なので、見ごたえがありました。


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