日の出
2013.01.07
新年あけましておめでとうございます。
今年が良い一年になりますように。
陽の昇らない日はない、久しぶりに朝日が昇る景色を堪能しました。
場所はイタリア、アマルフィー海岸。
ホテル群が朝日を浴びながら、鮮やかに色づいていく様子を見ることができました。
2013.01.07
新年あけましておめでとうございます。
今年が良い一年になりますように。
陽の昇らない日はない、久しぶりに朝日が昇る景色を堪能しました。
場所はイタリア、アマルフィー海岸。
ホテル群が朝日を浴びながら、鮮やかに色づいていく様子を見ることができました。
2012.12.14
足早にやってきた冬の気配、木々の葉はすっかり落ちて建物の外観が見えるようになりました。
僅か2月の間に緑色の葉は紅葉、落葉し、今は樹木の存在感さえないくらいです。
縦格子のルーバーだけが色鮮やかに見え、かえって寒々しく思えます。
手前のコンクリート塀にまとわりついた蔦がやけに鮮やかな緑色で季節感が無く、
邪魔な感じさえしてきます。
でも、公園に隣接するこの場所は見通しが良く絶好のロケーションです。
初期の目的の一つ、公園との一体感はとれたのではないかと思います。(T.T)
2011.12.03
先月のことですが、やはり留めておこうと想いUPします。
秋の深まりを見せ始めた福島駅に降り立ちました。
色づいた街路樹の駅前広場、ここでは原発のことは感じられない。
今回の災害でも特別なのが福島の被災だと思います。
福島の復興支援会議に参加、翌日は仮設住居にお住まいの方のお話を聞きました。
仮設住居ならまだましで、地域を離れ、離散状態の地域は元に戻れない。
次代を担う子供たちを離散させてしまった行政に苛立ちを隠せないお話を聞きました。
建築家は無力だなと感じました。
しかしフクシマの建築家は仮設住居であっても果敢に挑戦し、行政を動かすことになりました。
少しでも福島、東北の建築家の手助けが出来ればと思います。
復興会議、仮設住居見学などなど貴重な体験をさせていただきました。
こうした災害を受けて初めて動くというよりも、先んじて建築家としての役割があるのではないか。
地域を良くするのは当然だが、地域が無くなるような事態になる前に行政に働きかけるのも建築家としての見識ではないか。
JIA徳島では「フクシマトクシマの会」を立ち上げています。
準備できることを被災地から学ぶ、学んでおく。
世の中が震災に関心のある今だからこそ、我々職能としての存在感、
責任を問い直してもいいのではないか。
UIA2011大会が震災の年に開かれ、これから建築家はどこへ向かうのか、
この景況の中、地方の建築家は生き残れるのか、
2050年の建築家という命題を今一度問い直す機会を与えていただいた気がします。
(T.T)
2011.11.01
昨日まで降った雪もひと段落、今朝はマイナスの気温だったようです。
水洗柱から今にも出そうな水が凍ってしまいました。
昨今の暖冬で軒先につららがぶら下がるのを見ることが少なくなりました。
昨年の猛暑に続き暖冬かと思ったが、厳冬を予感させる今朝の「つらら」、
9時過ぎの温度計は0.5度を示していました。
やはり断熱のしっかりした建物が必要だと感じます。
2011.07.25
七尾から宇出津へ行く道すがら、能登島を通るコースにしました。
島を渡りきったところ、ふと眼下に小さな集落を見つけ立寄りました。いつもは通過するだけで気にもしない場所ですが、能登島に架かる2つの橋のうち中島町と結ぶ農道橋だと思います。橋を見上げるこのアングルは初めてでした。能登にも本四高架橋に負けないくらいのスポットがあるんだなあ。
珠洲道路の両脇に赤い花が咲きそろっています。
アスファルトの切れ目に雑草が在る景色から一変、きれいに手入れされ見事に咲いています。
見た目にもドライバー心理を心地よくする効果がある気がします。
(T.T)
2011.05.03
オープンハウス(公開住宅見学)に行ってきました。土曜日は雨も降らずちょうどいいあんばい。外観は蔵を意識し、加賀市の歴史や風土、文化など周辺の景観に配慮しているとのこと。
外壁や屋根はガルバリウム鋼板、妻側のルーバーは木組み格子、縦の木はわざとランダムに配し角度もいろいろ。施主が寒がりの理由とかで、Q値1.4の高性能、閉じた外観ですが中は結構明るい。コンパクトにまとまった素敵な家でした。設計は新井秀成さん(磯崎新OB)
リビングルームは吹き抜けになっていて木組みのルーバー越しに光が漏れてきます。木組みの縦のブロック上の木はランダムに配置してありますが、かえっておもしろみがあります。カーテンやブラインドをつけないで自然の光が入り季節を感じられます。
キッチンがリビングの一部にありますがパーティションで隠れるようになっています。ワンルームの中で上手に使い分けが出来るいい方法ですね。
他の設計者の創意工夫などによっていろいろ気づかされることが有ります。
いいオープンハウスでした。(T.T)
2011.01.31
窓前の常緑樹に綿帽子のような雪をかぶりました。
久しぶりの大雪です。今年に入って毎週のように雪かきをしなければならない。
1月最後の週にドカッときました。
50センチの積雪
雪で埋まった駐車場。
浅野川沿いの裏通りなので融雪がありません。車が出せなくなっているようです。
当社の前は融雪があり、全員で駐車場の雪出しです。
(T.T)
2010.08.06
今日もうだるような暑さの午後、建物の調査に出かけました。
調査も終わり、さてと思って目の前はいつもご案内を頂いている酒造店「萬歳楽」さん。
御当主は居ないに決まっているが、中をのぞいてみたくなり、ふらっと奥の吹き抜けの囲炉裏端まで入ってしまいました。
前にも見せていただいたことはあるのですが、なんとなくまた見たくなるのは、建物に魅力があるせいなのでしょう。
大女将の応対に、最初は立ち話から始まり、どうぞお茶でも一服とのお誘いについつい、紅茶を振舞って頂くことになってしまいました。
鉄のやかん、ティーポット、ティーサーバー、砂時計、一式を載せたお盆が運ばれてきたときは一瞬たじろいでしまいました。
そこからアフタヌーンティーが始まったのです。
水は酒造りに使っている硬水、それに近くで湧き出る軟水を加える。
鉄のやかんで沸かさないとおいしくないこと。などなど美味しくいただく作法を教えていただきました。
けやきの柱、240年たった松の大梁は今でも松やにが出ると聞きました。
鉄瓶がぶら下がる囲炉裏端にすわり、炭を起こしていただく、風がその土間空間を吹き抜ける。
凛とした和の空間、西洋陶器で頂く紅茶は絶妙の贅沢。 (T.T)
2010.05.05
都会から少し郊外の山の中に終の住処を作った知人がいる。
20年以上会っていなかった友人だったが先日TVにその暮らしぶりが紹介された。
GWを海外や遠くへ出かける人も多い中、彼ら夫婦はロハスな暮らしを謳歌している。
知人の彼は都会のマンションからここ埼玉県、都幾川の山中に毎週末通っている。
ここに来ることが最大の至福の時間だと言っている。
緑多く自然の中そのものだ。
冬の暖房に備えて、蒔き割が今の仕事だが、決して苦労ではなく、楽しみのひとつだそうだ。
着いた早々、ビールでもてなしてくれ、ゆったりとした時間がなんとも言えなかった。
ロハスな休日をありがとう。
LOHAS Lifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字。
「健康を重視し持続可能な社会を志向する生活スタイル」ということ。
2010.04.19
桜のトンネル駅
金沢から一週間遅れで能登の桜は満開でした。
穏やかな春らしい天気となり桜の駅は人だかり,七尾湾に面した絶好の景観。
残念なのは駅舎が桜と同じピンク色だったことぐらい。
今週で花も見納め、きっと散り始めもいいのでしょう。
2010.04.11
信州諏訪の御柱祭
先週末、奇祭と呼ばれる諏訪大社の御柱祭を見た。
7年目ごとの寅と申の年に行なわれ、諏訪地方21万人もの人がみな参加するらしい。
切り出したご神木を道中曳くわけだが太い縄を大人から子供まで、子供を抱いた母親までが綱を持って参加していた。確かに老若男女それぞれの年代のひとがなんらか、かかわっているように見える。
神事は強い。
道中の端に大きなジャンプ台のようながけがあり、そこで一気に引き落とすのが最大の見せ場である。男衆はご神木の両サイドにV字型のツノの上にのぼり、また大木の先端にまたがるものもいる。
はしごのぼりまで登場し、最後に口上を読み上げる。ここまで射台の上で一時間。
待っている人は観覧席を含め1万人はいるだろう。二日間で計8本落とすらしい。
赤旗が白旗に変わる。落とせの合図だ。会場がどよめく。一気に綱が引かれ人を乗せた大木ががけを滑り落ちる。なんともすごい迫力だ。
地域起こしが叫ばれて久しいが、この人たちは千年以上もの長きにわたって祭を通して、地域の結束を繋いでいる。そして先祖からの精神を受け継いでいく。 すばらしいと感じた。
2009.08.10
「鳥越の一向一揆まつり」というのがあって出かけました。
実は明かりをともすイベントに引かれて行ってみたのですが、これが思いもかけないくらい素敵な明かりのイベントでした。知人からの案内で「僕が明かりのプロデュースをしている」と教えられてはいたのですが、せせらぎを使った自然の風景の中にろうそくと、行灯を配して何ともいえない穏やかな雰囲気を醸し出していました。
「万灯華」と呼ぶらしい。
ボランティアの方が雨上がりの中、ひたすらろうそくに明かりをともしていました。
何とか降らないで持って欲しいと願うばかりでした。
思ったより人出が少なく残念な気がしました。来年はもっとみんなに教えてあげたい。