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気密検査実施

2009.05.01

ブログUPが遅れてしまいましたが、4/21に無暖房実験棟の気密検査が行われましたので、その結果をUPしたいと思います。
無暖房の建物ということで、気密の良さはとても重要です。

そして、気密検査の結果ですが、C値(隙間相当面積)0.26c㎡/㎡という、すばらしい結果となりました。この値は、建物全体の隙間の割合を表すもので、小さければ小さいほど、高い気密性を有していることになります。省エネ基準での北陸地方の基準は5.0c㎡/㎡以下、そして通常当社で設計・監理を行っている建物では2.0c㎡/㎡以下という高い基準を設けています。このC値:0.26という結果がいかに優れているか分かります。

大工さんが面白いものを作ってくれました。壁の断熱材のモックアップです。
右の写真を見ると分かりますが、壁の断熱材の総厚は240mmとなっています。
板状の断熱材はネオマフォームの60mm、そして間にサンドイッチされた断熱材は高性能グラスウールの120mmとなっています。ここまでの高い断熱仕様を実現できたのは初めてです。真冬に来て、本当に無暖房で過ごせるのか体感してみたいものです。

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