外壁にクラックが入り、タイルが浮くなど損傷が目立っていたため、接着剤を注入した上で厚さ50ミリのEPS断熱材を張りました。これにより夏・冬における外気の影響を受けず、省エネルギーで快適な室内空間を実現するとともに、冬期の結露を抑制。また、コンクリートの劣化を防ぎ、耐久性も高めるため、ライフサイクルコストの削減も期待できます。
また、二酸化炭素の排出量の低減にもつながり、環境に配慮した改修として今後も研究、提案をすすめていきたいと思います。